オバマ大統領が来日した。
日米関係に大きなさざなみが立っているのにも関わらず、そのことには一切触れないでAPECに先駆けて日本を訪問し、今日夕刻鳩山総理と首脳会談を行った後、明日は天皇を表敬訪問、昼食会に出席されるという。
外交というのは、こういうものだろう。
相手国が何を大切にしているかを十分弁えての訪日日程である。
鳩山総理はオバマ大統領を残してAPECに出発するという。
これでは日本とアメリカの首脳との間で本当の信頼関係を築くのは、難しいのではないか。
日本にとって何が大切か、ということについて、どうも鳩山総理の考えは私たち普通の人間とは違うようだ。
そう考えると、オバマ大統領の律儀さが際立ってくる。