本当はどうなのだろうか。
内心小沢一郎氏は天皇に対する畏敬の念というものをあまり持ち合わせていないのではなかろうか、と疑ってきた。
まず、皇室行事で顔を合わせたことがない。
元旦の皇居での新年祝賀の式で小沢一郎氏の顔を見たことがない。
国会の開会式や閉会式に天皇陛下がご臨席になるが、その際閣僚、委員長その他の議員は国会議事堂の正面前に整列して陛下の到着を待つ慣わしだが、6年間、小沢氏が国会議事堂の正面前に並んだ様子を見たことがない。
並んでいたが見えなかったのだろうか。
小沢氏が民主党の代表を務めていた当時のことであるが、8月15日武道館で開催される全国戦没者追悼式に各政党の代表者が政党を代表して献花をすることになっているが、小沢氏は自ら献花していない。
多分献花をされたのは羽田さんだった。
これは私が出席していたから、間違いがない。
小沢氏は本会議もしょっちゅう欠席していたから、小沢氏が国会の開会式や閉会式に出席していたかも分からない。
もっとも、私はただ一度だけ、小沢氏が出席していたことを見たことがあるが。
さて、昨日の天皇陛下ご即位20年の記念式典に小沢氏は出席したのであろうか。
天皇制についての議論をこれから本格的に始めようと思うが、民主党の実質的な支配者である小沢氏が天皇制について本当はどう思っているのか、知りたいところだ。