こども手当 | 早川忠孝の一念発起・日々新たなり 通称「早川学校」

早川忠孝の一念発起・日々新たなり 通称「早川学校」

弁護士・元衆議院議員としてあらゆる社会事象について思いの丈を披歴しております。若い方々の羅針盤の一つにでもなればいいと思っておりましたが、もう一歩踏み出すことにしました。新しい世界を作るために、若い人たちとの競争に参加します。猪突猛進、暴走ゴメン。

髭の隊長、佐藤正久参議院議員に応援に来ていただいた。

自民党の国防部会・防衛政策小委員会の事務局長を務めていただいているが、元自衛官であることもあり、日本の安全保障政策を語る時に、なくてはならない大事な政治家である。


民主党のマニフェストについて話があった。


民主党のこども手当の所要財源は、5兆3000億円。

民主党の言う通りにすると、毎年5兆3000億円の財源を探さなければならない。

防衛予算の総額は、4兆8000億円(これは、私の聞き違い。4兆7000億円との発言だった。)。

防衛予算の総額よりも大きな金額をこども手当として国民に支給しようというものだが、その財源はどうするのか。


民主党の岡田幹事長は防衛予算の歳出を3分の1カットして社会保障の財源を捻出する、と言っている。

防衛予算を削って社会保障、福祉の財源を捻出しようということだが、日本の安全保障はどうするのか。


国のために、日本の国民のために、自分自身の危険を顧みずに黙々と奉仕する自衛隊員の誇りを傷つけるようなことを民主党はマニフェストに書いている。

国家公務員ということで、自衛隊員の給料も賞与も、退職金すらも一律に2割カットする、と言う。

こんなことで自衛隊員が意欲を持って業務に精励できると思っているのか。

日本の防衛とこども手当、どっちを優先するのか。


実に簡単明瞭な問いかけである。

さて、民主党のマニフェストを評価される方々は、どのように答えられるのだろうか。