「日本を守る、責任力」を問う | 早川忠孝の一念発起・日々新たなり 通称「早川学校」

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弁護士・元衆議院議員としてあらゆる社会事象について思いの丈を披歴しております。若い方々の羅針盤の一つにでもなればいいと思っておりましたが、もう一歩踏み出すことにしました。新しい世界を作るために、若い人たちとの競争に参加します。猪突猛進、暴走ゴメン。

日本を守る、責任力。


これが自民党の新しいポスターの標語である。

責任力を競おうというメッセージだ。

悪くない。


無責任が横行する時代だからこそ、「責任」を問うのはいい。


政治の責任。

政治家の責任。

これを重い、と捉える人でなければ、国政を担う資格はない。

私は、そう思っている。


日本を守る、政治の責任力を、総理は具体的にどう発揮されようとしているのか、私は注目している。


靖国を政治のイシューにしないために、総理在任中は靖国参拝はしない、と明言されたようだ。

これも責任力の発揮なのか。

靖国参拝をされれば、総理が毅然として国を護る覚悟のある政治家だ、ということが端的に伝わってきた。

しかし、中国や韓国に遠慮し、さらには国内世論が紛糾することを怖れて靖国参拝をしないことにされたのだったら、民主党の鳩山由紀夫氏や河野洋平前衆議院議長と結局大差がないことになる。

これでは困るな、と思ってきた。


「日本を守る、責任力」は、いい。

しかし、それでは具体的に、これからどうするのか。


総理が一旦口にされたことを、今更ひっくり返すことも出来ない。

残念だが、総理の靖国参拝は諦める。

しかし、それでは、総理は終戦記念日に国民に向けてどんなメッセージを発信されるのか。

私たち自民党の公認を得て衆議院選挙に立候補しようとする後進の政治家に、どんなメッセージを発信されるのか。