このブログはどの程度正直か | 早川忠孝の一念発起・日々新たなり 通称「早川学校」

早川忠孝の一念発起・日々新たなり 通称「早川学校」

弁護士・元衆議院議員としてあらゆる社会事象について思いの丈を披歴しております。若い方々の羅針盤の一つにでもなればいいと思っておりましたが、もう一歩踏み出すことにしました。新しい世界を作るために、若い人たちとの競争に参加します。猪突猛進、暴走ゴメン。

皆さんがそれぞれ高度の次元から私のブログの視点を分析・評論されているのを、興味深く読ませて頂いている。


もともとは、一般に流布されている固定観念を打ち砕くために必要な、政策策定の現場の状況をできるだけ正確に記録しておこう、ということで始めたこのブログである。

自民党に所属している以上、自民党に対してマスコミが厳しく報道しているときには党の代弁なり、擁護になることも多いだろう。


しかし、それは私の本意ではない。

若い人が伸びようとする芽を姑息な方法・手段で潰してしまうことに対して異議を述べる、というのが私の基本的なスタンスである。


私があえて名前を挙げてでもその非を鳴らすのは、小沢一郎氏一人。

それだけ小沢氏の力を高く評価しているからでもある。

横綱の胸を借りる、と言うか、強大な悪漢に挑む正義の味方を気取る、と言うか。


小沢氏が相手だから、相手が私の発言で傷つく虞はない。

そんな柔な存在でないことが分かりきっているから、本音を書いてぶつかってもいける。


私が比較的に自由に物を言うのは、小沢氏の名前を挙げているときで、それ以外はオブラートに包み、持って回った物の言い方をしていることが多い。

だから、どちらかというと現在の閉塞状況を打破する力が育っていないことに対する慨嘆になることが多くなる。


これが浮動層を狙っての、意図的なプロパガンダになるのかどうか。


今私が意図的に書いていることは、ただ一つ。

現在の政治の閉塞状況を突破する道は、新党の設立であり、政界の再編だということだ。

これが出来るのであれば、小沢氏の「悪魔の力」を借りてもいいではないか。


その位思い詰めている。


小沢氏は私が到底馴染めるような政治家ではなさそうだが、この15年間一貫して日本の保守政治の体質を破壊し続け、国民に改革への願望を植え付けてきた業績は、正しく評価する必要がある。

文句を付けるのは、それだけ関心があるから。


私があえて論評しないのは、相手にそれだけの政治的な価値がないから。

そういう風に思って頂いて、もう一度私の書いてきたブログを分析・評価して頂ければ幸いである。