『やっと小さな明かりが灯ったか。
そんな感じである。
民主党の渡辺秀央、大江康弘、姫井由美子の3人の参議院議員が離党し、無所属の荒井広幸参議院議員らと「改革クラブ」という名の新党を立ち上げた。
この段階で新党の結成に踏み切るのには大変な勇気が必要だったと思うが、日本の将来を見据え、自分たちの果たすべき役割を十分認識しての新党の結成だと思われるので、まずはその勇気と侠気を賞賛したい。
外から見ても最近の民主党には、いくら何でもそれはないでしょう、と思うようなことが多かった。
かつて田中真紀子議員が、民主党を評して「自由がないのが、民主党」と一言で切り捨てたことがあった。
うまいことを言うものだと感じ入っていたが、最近はその肝心の「民主」も影が薄くなっていた。
政治の閉塞状況をなんとしても打破したい、そのためには、なんとしても新しい政治の流れを作らなければならない、と思ってきたが、ようやく一歩前に進んだ感じである。
この新党結成が民主党の大改革の引き金になってくれれば、本当に嬉しい。
今回の新党結成は、次の本格的な改革への、ほんのとばくちでしかない。
当面、新党は自民党に対しても民主党に対しても中立の立場を取る、などと報道されているが、ここは是非理念を高く掲げ、新しい政治の流れを作ることが出来る、本物の新党に成長していただきたい。
私の立場でこれ以上具体的な応援のメッセージを送ることは出来ないが、このブログを私の「親・改革クラブ宣言」とさせていただきたい。
改革クラブの立ち上げにご苦労された関係者の皆さん、本当にありがとう。
これで、どうにか明日への展望が開けてきた。』
と、思っていたら、姫井由美子議員が新党への参加を取り止めた、というニュースが流れてきた。
おいおいおい。
これは、なんとかしなければなるまい。