これが有楽町線永田町駅の階段である。
83段ある。
毎日のようにこの階段を上り下りして一年が経過した。
自民党本部や議員会館でもエレベータを使わない。
それで体重が10キロ減少し、腹囲も20センチ減った。
そりゃあ、痩せすぎだ、という声も聞くが、羨ましそうに、どうやったらそんなにスリムになるかな、と自分の腹をさすりながら話しかける同僚議員もいる。
とにかく目標に向かって努力してきた。
1日や2日では何の変化も無い。
1ヶ月や2ヶ月でもたいした変化は見られないだろう。
とにかく継続すること。
一日一日の努力を怠らないこと。
そして途中で、このくらいでいいだろう、などと妥協しないこと。
継続は力なり。
私は、そう確信している。
政治の改革も妥協しないことだ。
一時の成功に満足することなく、目標を高く掲げて、一歩一歩前に進む。
どんな場合も、目標を見失わないようにすることが肝心である。
幸い永田町の階段は一本しかない。
もし、これがあちこちに登山道があり、随所に分かれ道があって、しかも曲がりくねっていたらどうだろう。
目標を見失い迷走し、遭難してしまいかねない。
現在の日本は、必ずしも永田町の階段のように一本道ではない。
私たちは、小泉構造改革の成果を受け継ぎながら、さまざまな隘路に惑わされること無く、着実に目標地点に向かけての歩みを進めていかなければならない。
胸を張り、まっすぐ前を向き、目を大きく見開いて、早川忠孝は今日も行く。
でも、少々目が小さいのが難ですな。ハハハ。