いよいよ来週は僕の20周年記念大会。
DRAGONGATEのYAMATO選手とのシングルマッチです。
正真正銘、初対決。
昨年、選手が大量離脱したときに、DRAGONGATEサウンドプロデューサーの中澤さんを通じて真っ先に連絡をくれたのがYAMATO選手でした。
「何か出来ることはありませんか」と。
それまでの琉球ドラゴンとDRAGONGATEの関係性は、年一回の沖縄大会をサポートさせていただく、という感じのもの。
正直、ちょっと自然な距離や壁は感じていました。
団体としての歴史はもちろん、レベルやスケールは遠く及ばないよなあ、と。
ですが、だからこそというか・・・僕としては願ったり叶ったり。
逆に先方にメリットあるのかなあ、と心配していましたが、ここ何ヶ月かのお付き合いで、それも杞憂だということに気がつきました。
本当に本気で、沖縄のプロレスを盛り上げよう!と力を貸してくださってる。
これに応えねば、男じゃないでしょ。
借りっぱなしも男が廃るんでね。
もちろんこっちもできることは最大限にやっていきます。
受けた御恩は3倍返し!
で、なぜYAMATO選手とのシングルかというと。
もちろん、今回提携のキーマン、ということもあるのですが、遡ること5年前。
僕は新日本プロレスさんからお声がけをいただき、「SUPER J-CUP2016」に出場させて戴きました。
団体の枠を超え夢のある対戦カードばかりのこの大会、僕は94年の第一回、95年の第二回と両国国技館で生観戦しました。
僕にとってはまさに夢のような話。
まして、この大会はJ-CUPという冠がついた大会としては7年ぶりの開催。
話題性もあったし、その中で唯一地方団体からの参戦ということで、なんとか爪痕を残してやろうと意気込んでいました。(浮き足立ってもいましたが)
結果、一回戦は拳王選手と対戦し敗退。
破れはしたものの、お客さんの歓声や周囲の反応を見るにつけ、僕としては確かな手応えを感じました。
そうなるとSUPER J-CUPが専門誌にどんな扱いをされるのか、気になります。
その時の週刊プロレスがコチラ。
表紙はYAMATO選手!そして巻頭カラー、8ページくらいあったかな?
SUPER J-CUPは中間カラー。
これは正直、悔しかった!
そしてJ-CUPという一大イベントをも覆すYAMATO、DRAGONGATEスゲー!と思いました。
これ結構、僕の中ですんごい残った出来事でしたので、DRAGONGATEさんが沖縄に来る度に勝手にYAMATO選手を別格扱いしてました。
今はだいぶ仲良しですけども(笑)
なのでこの時の印象が僕の中で離れないんで、提携の立役者の一人だし、純粋にイチプロレスラーとしてYAMATO選手とやりたいなあと思っていたし。
それにカードを考えていた時に、全幅の信頼を置く人に言われた「記念的なノスタルジーじゃなくて、天龍さんみたいに今の時代に立ち向かう方がいいんじゃない?」という言葉がズシンと来たので、今回のシングルマッチとなりました。
YAMATO選手はTwitterでこう言ってました。
グルクンさんとのシングルマッチが決まった。
— YAMATO (@yamato_oldtype) April 12, 2021
20周年記念試合と言えど、花を持たせる気なんてさらさらありませんので。
業務提携はリング外の話。リング上は対抗戦。
叩き潰す。#dragongate#prowrestling #rd_pw https://t.co/zcjN9TYZWW
遠慮なく叩き潰してもらいましょう。
僕なんてもう老害なんだよ。
悔いなく、潰してもらえたらありがたい。
でも
僕はもうちょっとやることがある。
色々、この状況でおいそれと辞めらんなくなったし、ねえ。
ほんとは50歳で引退しようと思ってたんだけど。
DRAGONGATEさんは早く動いて高く飛ぶ人が多い印象で、YAMATO選手も頻繁に飛ばないにしろその動きは超一流。
僕はといえば昔みたいに早く動けないし高く飛べないけど、何より経験があるし、若い選手に負けない感情と気持ちがある。
YAMATO選手も自らを「オールドスタイル」と称するように、技より気持ちをぶつけるタイプ、だと思います。
僕そんな選手大好き。そして僕自身もずっとそうして戦ってきたつもり。
お互いのメンツとか、団体の威信とか看板とか、どーでもいい。
プロレスラーグルクンマスクと、プロレスラーYAMATO、この戦いだと思っています。
そして!
なんとこのご縁から、中澤さんに僕の入場テーマ曲まで作っていただきました!
歌うのはきいやま商店!!
録音の場に立ち会いましたが、いやもう、痺れる。涙出そうになった。
それも是非、ご期待いただきたいと思います。
さあどんどんとテンション上げていくよ。
正直チケットはめっちゃあります。
仕方ないかもしれない。
こんなご時勢だからおいそれと「来てください」とはいい辛いけども、
こんなご時勢だから、琉球ドラゴンの胸いっぱいのプロレスを観て欲しい。
【グルクンマスクデビュー20周年記念大会】
5月4日 12:15開場 13:00試合開始
那覇市ぶんかテンブス館
<対戦カード>
◇グルクンマスクデビュー20周年記念試合
グルクンマスクvsYAMATO
◇美ら海セイバー、ハイビスカスみぃ、政岡純vsGOSAMARU、首里ジョー、真栄田ミサキ
◇ウルトラソーキvsティーラン獅沙
<前売りチケット>
最前列席 6,600円(オリジナルTシャツお土産付き)※残り僅か
指定席 4,400円
自由席 3,300円
高校生以下自由席 2,200円
<ゲスト参戦選手>
YAMATO(DRAGONGATE)
政岡純(プロレスリング紫焔)
ティーラン獅沙(2AW)
<ウェブチケット>
https://ticket.tsuku2.jp/eventsDetail.php?ecd=28300200211030
<イープラス>
https://eplus.jp/sf/detail/3416560001-P0030001P021001?P1=1221
また当日会場にお越しになれない方はツイキャスプレミアム配信もあります。(2,000円、14日間視聴可能)
https://twitcasting.tv/ryukyudragon_pw/shopcart/66394
是非ともご観戦ください!