夢が叶うということは | グルクンマスクのブログ「琉球ドラゴンロード」

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沖縄在住、プロレスラー、琉球ドラゴンプロレスリング代表グルクンマスクの呟きと半分以上告知です。
ネーブルカデナ3Fカデナアリーナでの大会を基軸に、県内各所、イベント試合、テレビ、ラジオでもいろいろやってます!

 

 

 

 

 

 

 

昔、島田紳介さんの著書が好きでよく読んでました。
沖縄来たのも、少しはその影響。
本の中にはいろいろと、僕の心に引っかかる言葉が数多くあったのですが、
その中でも今身につまされているのは
「夢が叶うという事は、ひとつ夢がなくなってしまうと言う事」。
まさに最近、ひとつの夢が叶いました。
丸藤さんと沖縄で、ウチのリングで相対するという事。
それまでにも今までたくさんの「この人と対戦したい!」という夢が、この地で叶いました。
 
天龍さん
藤波さん
高山さん
ライガーさん
鈴木さん
越中さん
 
名だたるビッグネームと肌を合わせた瞬間、ぼくの夢はひとつづつ叶いました。
 
ひとつ叶えば、また次の夢を見れば良い。
思えばずっとそうやって生きて来たんだと思います。
 
若いときはソレで良かった。
瞬発力もあるし、時間もある。なにより経験が浅いから、なにをやるにしても怖くない。
経験則がないわけですから。
でも今はいろいろ経験してきちゃってる。
もちろん経験は僕の血肉になり、今を形成してるんだから悪い事ではありません。
しかしながら、「これやったらマズいな」とか計算しちゃってる自分も居る訳です。
あの頃と違って抱えてる物もあるし、やらなければいけないことも増えてるから。
これが、実につまんないなあと思うのです。
そして、若さがほしいなあと思うのと同時に、自分の残り時間の少なさも感じるのです。
 
夢って若者の特権だと言われがちですが、おっさんだって、夢見ていいと思います。
でもただ「やりたい事」は、だいたいこうやったら叶うよな・・・みたいな計算がもう出来ちゃうから、
計算出来ない様な、叶うか叶わないかわからない事。
そこに向かって夢中・・・文字通り「夢の中」を過ごしてるみたいな日々を送ってもいいと思うんです。
だから、また次の夢を、僕は観ようと思います。
 
もっともっと有名になる事。
プロレスを沖縄ぜんぶに広げる事。
プロレスだけで、ウチの選手が皆堂々と生活出来る事。
団体と自分とプロレスに、各々がもっと誇りを持てる事。
そして
もう一度新日本プロレスのリングに上がる事!
NOAHのベルトを腰に巻く事!
 
 
日常と現実にしょんぼりする事も沢山。
ほんとに沢山。
だけど、もうちょっとだけ次の夢見ていこう。
 
 
いつかは、
じゃなくて、
今。
今は今しかない!