ついつい不満を言いたくなる現実が起きたとします。
そして、誰かに不満を伝えて、
「わかるわかる、それって辛いよねー」
「ひどいよねー」
「でも、私も〇〇なんだよねー」
「えー、それもひどいよねー」
「だよねー」
こう言い合っている時、実はあなたの頭の中では、脳内麻薬が分泌されています。
不満を言いながらも、どこかであなたはそんな自分に酔って気持ちよくなってしまっているのです。
するとあなたの脳や潜在意識は、
「なるほど、不満を感じる現実を体験すれば、気持ちよくなれるんだー」と理解し、また不満を言いたくなるような体験を創ろうとします。
不満だけじゃなく、怒りや嘆きや寂しさや不安など、よく繰り返されるパターンがあるとすれば、それは間違いなく「不幸な私」というアイデンティティを強烈に感じられる、あなたにとって無意識的に気持ちよくなれる手段になっています。
幸せになりたい、不満をなくしたいと思いながらも、脳や潜在意識は「不満を言うための現実」「怒るための現実」「嘆くための現実」を創造することに専念するのです。
不幸を望むエゴの思惑
その悪循環を密かに、喜んでいる存在があります。
エゴ(自我)です。
エゴというものは、元々幻です。
それはいわば海辺で作る砂の山のようなものです。
次々と砂を盛っていかなければ、たちまち波にさらわれて消えてしまいます。
その砂とは、何でしょうか?
それは「これが私だ!」という感覚、アイデンティティです。
エゴにとっては、「私」を感じられるものであれば、それは幸せだろうが、不幸だろうが実は関係ありません。
そして、幸せよりも不幸の方が手っ取り早いのと、より強烈に感じられるということもあって、ついついエゴは「不幸」に手を出したがるのです。
エゴ界では、「不幸」は「早い、安い、うまい」のファーストフードなんですね。
「私って不幸だ〜、ついてない〜」と嘆く時、あなたは強烈に「私」を感じることができ、ネガティブな意味で特別な存在になることができるのです。
エゴと無意識がタッグを組んで、あなたの人生にどんどん不満や怒りや嘆きを創り出しています。
これはまるで安倍総理と麻生副総理のペアのようです。
不幸依存症からの脱出
では、どうすればいいのでしょうか?
まず無意識に「不満」「怒り」「嘆き」を求めている自分に気付くことです。
そして、それを使って「かわいそうな私」「みじめな私」「無力な私」「正当性を訴えるに値する私」などにはまって、どこかで気持ちよくなっている自分にも気付かなければなりません。
エゴはそうしていればいつか注目してもらえる、愛してもらえると期待していますが、残念ながらそれは叶いません。
ますます同様の現実を引き寄せていくだけです。
動物の檻の前などに「勝手にエサを与えないでください」という看板がよくありますが、私たちもまたエゴに対して「勝手に不幸を与えないでください」「勝手に悲劇のヒロインになる材料を与えないでください」と掲げなければなりません。
一度あげると、エゴはますますどう猛になり、「もっとよこせ!」と暴れてきます。
このおねだりを抑制するためには、ひたすら与えないことです。
どれだけおいしい食べ物でも、恐ろしいほどの添加物が入っていれば、食べるのを躊躇してしまうように、いそいそと悲劇のヒロインになる選択は
ジャイアンが作るシチューを
一気飲みするほどの害をもたらします。
これはダイエットと同じです。
食べたいのを我慢し続けることで、不幸を過多になっていたあなたは健康体になっていきます。
これに慣れるは最低2カ月はかかるといわれ、徹底的な俯瞰視点と意識の変容のトレーニングが必要です。
不幸の根本原因はエゴフィルター
元々現実に特定の意味はないわけですから、それが「不幸」に見えるということは、自分自身のフィルターがそうさせています。
そのエゴフィルターは、常に物事を2極でジャッジし、潜在意識に収納していきます。
そして、それがまた「不幸な私」をつくる際の、材料になるのです。
ですから、不幸依存症から抜け出すための根本解決は、この2極的思考でジャッジを繰返す「エゴフィルターの解体」なのです。
それもまた一筋縄ではいきませんが、地道に必要なプロセスを歩むことで確実に崩れていきます。
そして、このフィルターが解体されるに従って、元々、愛一元であった物事の本質が見えるようになっていきます。
すると、「そもそも不幸はなかった」ということにようやく気付けるようになるのです。
あのまずそうに見えたジャイアンのシチューも
実は、おいしい「紫芋のシチュー」だったことに気付けるようになるのです。
3月20日の春分の日を過ぎると、2極が一気に加速していきます。
ポジティブなタイムラインに乗るのか、ネガティブなタイムラインに乗るのか、ここが正念場です。
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この世界は、良い、悪いや優劣、正しい、間違いなどが存在する2極世界です。
そこでは「良い」とされる状態を手に入れた時に、喜びが生まれ、「悪い」という状態になった時に、苦しみが生まれます。
幸せのために何かが必要だという条件がある限り、私たちはこの2極ゲームのボード上からは抜け出すことができません。
時にはそれを得られることもありますが、当然2極世界ですので、それが得られない時も同じくらいの割合で訪れます。
目覚めとはある意味、この2極のゲームボードを降りること、あるいは超越することだといえます。
この2極を超えた時、私たちは必死に頑張って自分を保ち、幸せを得ようとする必要がなくなり、本来の自分のままで存在し、元々そこにあった平安、喜びを感じることができます。
それこそがこの時代に必要な真の目覚めです。
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心理学や引き寄せ、願望実現などとの決定的な違いは、潜在意識だけへの働きかけではなく、そこに溜まった痛みに向き合い、さらにその奥にある超意識(本質、魂、普遍意識)とつながり、気付きや学びを得ることで、根本的変容を促すことです。
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