我々は再び「さよなら人類」してしまうのか | アハハライフ魂(スピリット)

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この前、親友から

 


「氷室京介の声は、どんな歌にも合う!」という謎のLINEが来ました。

 


そんなバカな・・・と思いながら、
氷室京介の声をイメージしながら、色んな曲に合わせてみると、確かに合うぞ!と謎のLINEメッセージに納得していると、

 


「でも、『たま』の曲はさすがに合わないか・・・」というまた謎のLINEが来ました。

 


たまというのは、僕が中学生ぐらいの時に、デビューしたグループでした。

 

 

独特のルックスで、曲もなかなかオリジナリティあふれるメロディで意外と好きだったのですが、そのLINEをくれた彼も偶然「たま」が好きだったことで意気投合し、親しくなった経緯があったのです。

 


そのLINEに対し、僕は「たまの曲も氷室京介の声と合うで」というメッセージと共に、氷室京介のモノマネで、たまの代表曲「さよなら人類」のサビを歌って送ったのでした。

 

 


ちなみに「着いたー!」は布袋寅泰風で。
(BOØWY世代じゃない方は、わかりづらくてごめんなさい)

 


すると友人は「確かに、合うな!」と納得していました。

 


・・・・と、

 

どうでもいい話にお付き合いいただきありがとうございます。

 


本題はここからなのですが、このたまというグループの「さよなら人類」の歌詞が
改めて読んでみると、今の私たち人類への深いメッセージだ!ということに気付いたのです。

 


たとえばこのサビの部分

 


今日、人類がはじめて 木星についたよ
ピテカントロプスになる日も 近づいたんだよ

 


一見何のことかよくわからない歌詞ですが、これがとても意味深なのです。

 


この「木星」というのは、幸運、繁栄、発展、成功を意味する星です。

 

 

 


「人類がはじめて 木星についた」というのは、「人類がはじめて 真の幸せや成功を手にした」という意味と読み取れます。

 


そして、「ピテカントロプス」というのは、人類が進化の途上で、サルからヒトになった段階だといわれています。
(実際は、サルから進化したわけではないのですが・・)

 


つまり、「人類がはじめて真の幸福を得て、サルという動物から脱して、ようやくヒトになった」とこの歌詞は言っているのです。

 


では、サルから脱するというのはどういうことでしょうか?

 


この歌の中で「サル」については、こんな風に書かれています。

 


サルにはなりたくない
サルにはなりたくない

 

壊れた磁石を砂浜で 
拾っているだけさ

 

 

これも実に深いメッセージを示唆しています。

 


ここでポイントとなるのが「壊れた磁石」という表現です。

 


磁石とは、おそらく「方位磁石」のことを指しているのではないかと思うのですが、いずれにせよ、磁石はS極とN極、つまり「2極を象徴するもの」としてここでは書かれています。

 


「壊れた磁石」とは、「良い、悪い」、「正しい、間違い」などの「2極が壊れている」、つまり「間違った方向、間違った判断に振り回されている状態」を指しています。

 


つまり、「サル」とは、間違った2極的な判断(壊れた磁石)によって、正しい道を歩めずに右往左往している今の未熟な私たち人類を指していると解釈できるのです。

 


私たちの脳には、爬虫類脳といわれる動物意識が残っています。

 


爬虫類脳は、自己防衛や生き残りのための本能的な衝動をつかさどっています。
つまり恐れをベースにした行動のほとんどがこの爬虫類脳によるものなのです。

 


今回の新型コロナウィルスによる過剰なまでの報道、マスク争奪戦、あげくになぜかティッシュやトイレットペーパーまでが品薄になってしまう状態・・・。

 


これらはまさに自己保身という恐れをベースにした間違った判断に振り回されている状態ではないでしょうか。

 


かつて古代アトランティス大陸というものが存在していました。
当時は科学が今よりも発達し、繁栄を極めていました。

 

 

 


しかし、その大陸は沈んでしまいました。

 


その大きな原因となったのが当時のアトランティスの人々の意識状態にありました。
それは主に下記のようなものでした。

 


◆ 極端な物質主義、現象面だけに偏った判断
◆ 恐れをベースにした自己保身と個人的な利益の追求
◆ 恐怖、不安、憎悪などのネガティブ感情との同化
◆ 他者との比較、競争、争い

 


これはまさにエゴが増長してしまった今の時代の私たちの意識状態に酷似しています。

 


ウィルスに感染するから防げ、隔離せよという判断は、表面的な見方でしかありません。

 


葦原瑞穂著「黎明」(上巻)には下記のように書かれています。

 

インフルエンザのように、ウィルスがプロモーター(病気を生じさせる原因)のひとつになっている場合でも、外的な要因のように見える出来事が、実際には内的な原因(カルマや心の波動)によって引き寄せられていることがあります。
外の世界に現象化されるものは常に、内にあるものの反映であるからです。

 

 

現代の私たちは物質主義に偏り過ぎているため、見えない世界、エネルギー的な背景をほとんど見ようとしません。
しかし、外側に起きることは、あくまで私たちの内面の投影であり、内的なエネルギーが現象化したに過ぎないのです。

 

 

京セラの創業者である稲森和夫氏は、中学時代、叔父が結核に罹ってしまい、実家の離れで療養していた叔父の側を通る際には息を止めてうつらないようにしていたにもかかわらず、自分も結核を罹ってしまいます。

叔父の側で、熱心に看病していた父にはうつらず、自分だけが罹ってしまったことについて後に稲森氏はこのように言っています。

 

 

そこ(叔父)から逃げよう逃げようとしていた私がそういう目にあったのは、結核を気にする心が災いを呼び 込んでしまったのではないか。
たとえ自分が結核になっても、弟の面倒を徹底的にみるという父の献身的な肉親への愛は実に尊い。

こういう大きな愛に包まれた父には結核菌は取り付きもしない。子どもながらに猛烈と反省したことを覚えている。

 


先ほどの黎明にも下記のような記載があります。


もしも自分だけは助かりたいという利己的な動機で安全な場所を探す人がいれば、その分離感がヴァイブレーションを下げますから、その人がどこに逃げようと、その場所は危険になりますし、反対に全体の調和のために、人類や地球環境を含めた全生命への奉仕に専念するならば、言い替えれば、宇宙の中でその人本来の役割に徹して愛を表現する存在であるなら、たとえ大災害の真っ只中や銃弾の飛び交う戦場にいたところで、危害を受けることは有りませんし、反対にその人の行く先々が、その人を通して放射される光に因って調和されて、安全な場所になって往きます。

 

 

つまり、自分だけは助かろう、守ろうという意識は、どんどん分離感を強め、利己的な行為を増長させていきます。
それは愛や調和から遠ざかる行為であり、私たちの意識、波動をどんどん下げていくのです。

 


そして、結果的にその低い波動、バイブレーションが、それと同調する現象を引き寄せ、その現象によって私たちは更なる困難を背負い込んでしまうのです。

 


僕は新型コロナにまつわる一連の現象は、宇宙からの「お試し」に思えて仕方ありません。

 


今、この時代に生まれている私たちの多くは、アトランティス時代にも同様に生きていました。
記憶にはないにせよ、魂レベルで当時の失敗を今度は挽回しようとしているのです。

 


煽られる恐れに同調して、自己保身に走るのか、誰が悪い、どうしてくれると怒りで誰かを糾弾するのか、あるいは嘆きや悲しみ、絶望感に苛まれるのか、それぞれがアトランティス時代に巻き込まれてしまった感情、バイブレーションをこの現象によって浮上させています。

 


今回もアトランティス時代同様に、またその感情に嵌って、エゴを増長させたあげく、大陸を沈めてしまうのか、あるいは、今度はアトランティス時代から持ち越してきた自分独自のネガティブパターンに気付き、そこから脱して、今、自分がいる場所で、自分ができる役割に徹して、その場を明るく、調和させていけるのか。

 


私たちは時代の大きな分岐点に差し掛かっているのです。

 


たまの「さよなら人類」は、「壊れた磁石を拾うだけのサルにはなりたくない」と言いながら最後はこのような歌詞で終わります。

 


サルになるよ・・・
サルになるよ・・・

 


私たちが自己保身に基づくエゴを増長させ「サル」として終わってしまい、本当に「さよなら人類」してしまうのか、それとも、本当に大事なことに気付いて、サルからヒトへと進化し、木星、つまり「真の幸福と成功」を手に入れて、「サルとしての人類」にさよならできるのか・・・

 

 

たまの歌は時代を超えて、そんな辛辣なメッセージを今の私たちに投げかけてくれているのです。

 

 

 

 

出だしの「二酸化炭素を吐き出して 彼女が呼吸をしているよ」という歌詞も、彼女を地球(ガイア)と考えるとなかなか深いですね。。。

 

 

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