あ、田中さん、今日はどうされました?
いや、困っているんですよ。
絵を描かなければならないんですけどね、描けないんですよ。
絵を描かなければならないんですけどね、描けないんですよ。
ほう、それはどういうことですか?
信じられないかもしれませんが、絵を描くための筆の先が全部こんな風になってしまいまして・・・
筆先が「う〇こ」じゃないですか!
そうなんですよ、まったく困っちゃいましてねぇ・・・
前に先生、言われていたじゃないですか?深い部分で望んだことが叶うと?
前に先生、言われていたじゃないですか?深い部分で望んだことが叶うと?
ええ、そうですね。
ということは、私は「筆の先がう〇こになってほしい」と望んだということなんでしょうか?
うーん・・・
「うーん」って先生、もしかして最後に「こ」をつけるんじゃないでしょうね?
言うか!
冗談ですよ。
でも先生、望むといっても私はかつて人生で「筆とう〇こ」をたとえイメージの中であっても、コラボさせたことは、一度もありませんからね。
確かにそうでしょうね。私もまるで未確認生物のUMAを見たような感覚です。
それだけじゃないんですよ。
とりあえず筆はなくても、絵の具さえ出せば描けると思って、絵の具をパレットに出してみたんですよ。そしたら、こうなんです。
絵の具が全部う〇こじゃないですか!
しかも一個だけ棒状のリアルな感じのがあるじゃないですか?
そうなんですよ、困っちゃいましてね。
これも私が深い部分で望んだことなんでしょうか?
これも私が深い部分で望んだことなんでしょうか?
うーん・・・
まさか今度こそ、最後に「こ」って言うんじゃないでしょうね?
言わないって!
あのですね、深い部分で望むというのは、そういう表面的なことではないんです。あなたは今、描こうとしたのに絵が描けない。やろうとしたことをにストップをかけられている。ということは、深い部分で望んだというのは「ストップをかけてください」ということを望んでいるということなんです。
あのですね、深い部分で望むというのは、そういう表面的なことではないんです。あなたは今、描こうとしたのに絵が描けない。やろうとしたことをにストップをかけられている。ということは、深い部分で望んだというのは「ストップをかけてください」ということを望んでいるということなんです。
え、「う〇こでストップをかけてください」と望んだということですか?
いや、だから「う〇こ」はどうでもいいんだって。
ストップをかけてもらった方があなたにとって都合がいいってことです。
何か思い当たりますか?
ストップをかけてもらった方があなたにとって都合がいいってことです。
何か思い当たりますか?
うーん・・・
まさか田中さん、あなたこそ、その後に「こ」って言うんじゃないでしょうね?
言いませんよ!
何なんでしょうか?自分ではわからないのですが・・・。
何なんでしょうか?自分ではわからないのですが・・・。
わかりました。やってみましょう。
絵を描いてみればわかります。とりあえず、この紙に私の似顔絵でも描いてみてください。
絵を描いてみればわかります。とりあえず、この紙に私の似顔絵でも描いてみてください。
はい・・・
―5分後-
できました。どうぞ。
・・・あの・・・結構真剣な顔で描いてましたよね?
ええ。
すんげー私のことを見つめて描いてましたよね?
ええ。
その結果がこれですか?
ええ。
下手くそですね・・・
ですよね・・?
あ、先生!
何でしょうか?
私が絵を描くことにストップかけている理由がわかりました。
何ですか?
僕の絵が超下手「クソ」だからです。超下手「クソ」な絵を見るくらいなら、まだそのままのクソを見る方がましだということで、やたらと「う〇こ」で阻止しようとしてたんですよ、きっと。
・・・クソみたいな理由ですね。
・・・・ですよね。
うーん・・・
うーん・・・
『こ!』(二人同時に)
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クソみたいな話にお付き合いいただきありがとうございました(笑)
人生では、色んな問題と感じる出来事が起きます。
そして、それに手を煩わされたり、振り回されてしまうこともしばしばです。
しかし、よくよくその問題の根本原因を探ってみると、実はそれが本当の問題なのではなく、その問題がなかったとしたら、向き合わなければならないことがあり、実はそれを避けたくて、あえて別の問題を創り出して極力向き合わないようにしている、という場合があります。
親の問題だと思っていたら、実は自分の問題だった。
子供の問題だと思っていたら、実は自分の問題だった。
パートナーの問題だと思っていたら、実は自分の問題だった。
その問題がなかったとしたら、向き合わなければならないことは何でしょうか?
そういう視点で捉えてみれば、本当の見るべきことが見えてきます。
臭いものに蓋をせず、この際思い切って向き合ってみれば、
意外とそれはキバるほどの問題ではなく、さらっと流せることかもしれませんよ。
満席となりました。以降はキャンセル待ちでの受付とさせていただきます。
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