パスワードを忘れてしまい、何年も入れず……
どーしてもアメブロを使いたくなってカスタマーセンターに問い合せたら、ようやく再設定してもらえた……。

何年越しのアメブロだろw
バイクが好きで乗り始めて、16年目に突入しております。

「好きなことを仕事に」と小さい頃から念頭に置いていたわりに
人生路頭に迷ってる感がハンパないワタクシですが。

バイク用品量販店をはじめ、バイク関連の職業に長く携わって、
プライベートでもバイクに乗る時間が長かった身として、
日本のバイク文化について一つというか思うところがふと浮かんだので、
走り書き程度に書いておこうかと。

国産4メーカーに加えて、海外メーカーがかなりの数ありますが、
中でもシェアが多いハーレー・ダビッドソン。
「デカいバイク=ハーレー」のバイクに乗らない層の図式はいまだ健在。

シェアを誇るわりに、国産バイクユーザーから煙たがられる
「ハーレー・ダビッドソン」

かくいう私もアンチハーレーで「ハーレーはバイクじゃない、ハーレーなんだよ」の
常套句を口にしておりました。

そんな私が借金こさえて、フルカスタム車両買ったっていう天変地異起こしてるわけですが。

自分の最も身近にいる人間が「ハーレー面白いよ」という。
徐々に興味を持ち始めて、バイクの仕事するなら克服しなきゃいけないんじゃないかって
方向にベクトルが働く。

んで、某雑誌の企画記事を読んで、林修先生ばりに
「ハーレー買うの?今でしょ!」みたいなノリに当てられてからの、
検討案件で一国へ行ったら、お店の雰囲気にやられて
「バイク作るなら、ここでお願いしたい!」って流れだったわけです。

昨年春にお願いして、納車が9月。
12月から3月までシートカスタムのため入庫してたから、
3ヶ月くらいしかまだ乗ってないけど、
オイル交換1回済んだから、3000kmはもう乗ってる。
1ヶ月1000kmペース。もうちょっと多くてもいいんだけど。

話がちょこちょこ逸れてるけど、
先日サスペンションのセッティングについて相談をしたときに、
社長から言われた言葉(厳密にはメールのやり取りで書かれていた言葉だけど)に、
ビビっときちゃったのね。

「触ると反応する楽しいバイクです、ハーレー!
末永く楽しみましょう」と。

国産バイクでも、弄れば変わるんだけど、
元がちゃんと作られてる(ちょっと語弊があるけど)から、
変わった恩恵っていうのを感じづらいんだと思う。

「ハーレーなんてバイクじゃない」(自分自身も言ってたけどね(爆))
なんて言っちゃうヤツは!(加藤家のお父さん風に)

「似非バイク好き」だと思う!

乗りもしないで「ハーレーなんてバイクじゃない!」なんて言っちゃダメよ、ダメダメ。
乗ると意外とバイクバイクしてるんだって。

ただ、ラバーマウント(カスタム済み)しか乗ったことナイから、
一概に言えなくて。
エボについてもあーだこーだ自分の指針みたいなものがあれば、
もっと強く言えるんだけど、まだ弱い・・・そこは悔しいけどまぁ置いとこう。

で、話を戻すと
触った分(カスタムした分)←仕方にもよるけど、
確実に1段でも2段でもいい方向にステップアップするバイク、ということなのね。

自身で弄れることにこしたことはないのだけど、
でもメカニックはバイクのお医者さんだから、
信頼が置けるバイクショップ&メカニックに頼めるのが一番いい。

メカに頼んで、ステップアップするのは、
ある意味、趣味でバイクに乗る上で贅沢とも言えると思うのね。
(少なくとも私はそう感じた次第)

まぁ、メーカーお墨付きの技術で、面倒見てもらうのだから、
ディーラーの工賃が高いのはいた仕方なし。
(まぁ、ぼってる店もあるよ。ぶっちゃけね)

ディーラーに限らずとも、積み重ねてきた経験と技術に対しての対価。
値切るとかほんと失礼千万だということを理解してほしいと思うですよ。

そこは、審美眼磨いてショップを見極めるしかないんだよね。
えらそーなこというけど、失敗した経験と仕事で巡り巡った経験があってのことだから。
なんにしても人に対するリスペクトは必要ってこと。
その技術に対しての対価を払えるかどうかなんだよね。

元の作りが粗いから、
ピチっと詰めていってやると、
しっかりした乗り味に変わる。

この「しっかり」ってちゃんとバイクに乗ってないと
感じないモノだと思うの。
だから乗りもしないで「バイクじゃねーよ!」なんて言うのは間違いだと思うのです。
いっぺんに良く出来たらそれは嬉しいけど、すぐ出来ちゃうのってありがたみもないし、
達成感も少ないと思う。

そーいう意味でいうと、ハーレーって
ワインとか、煮物とかみたいに時間が経つと美味しくなる(よくなる)
ものと同じで、長く時間がかかるほどいいバイクになるんじゃないかなって。
カスタムの期間云々じゃなくてそれも込みで共に過ごす時間ね。

ダンナの仕事柄、色んなバイクの話も情報として入ってくるし、
今年のドカティにはちょっと心が揺れたんだけど、
コレを書いていて改めて、
「ハーレー、買って弄って良かったんだな」って思えたよ。

やっぱ「一生モン」って決めて買ったバイクだけはあるわ。

日本のバイク乗り、もっとバイクを楽しんだ方がいいよ。

胸張って言える?「バイク乗ってて、クソ楽しいですっ!」って。
久々にヒット。

MAN WITH A MISSION

存在はデビュー当時から知ってた。
ずーっと気にはなっててそのまま。
最近、何かの折にyou tube で見てからドハマり。
emotionとseven deadly sinがヘビロテなう。

[Alexandros]

職場の先輩に「最近のオススメバンドはなんですか?」と聞いて
返ってきたのがコレ。
you tubeで検索掛けてヒットしたのが「kick & spin」
これのMVがインパクトあり過ぎ、スピード感のある音にもやられた。

どちらも英語ペラペラなボーカルってのもポイント高し。

あと、アホっぽいことガチでやるって所も。

ダンナともよく話すけど、
仕事楽しんで出来るってすげーよね。見習わないとねって。

我が家で、その対象なのは水どう軍団。
仕事なのかどーなのかたまに見てて疑問に感じることもあるけど、
あの姿勢は見習うべきものかと。

そー考えると、私は今楽しめてないなー、とね。

がんばらにゃ。
きっかけは
「あー、バイク乗ってないなー」なんてふと感じたところから。

もともとはアンチハーレーで、「ハーレーなんて、バイクじゃない!」
くらいに言っていたワタシですが、
何がどーなってハーレー、しかもフルカスタムと言っても過言でないくらいの
カスタムを施し、それを上がりのバイクになんて思っちゃったのか。

以前にも書いているけど、ダンナの影響が大半。
次いで、雑誌。

たまたまお手伝いしてた雑誌で、たて続けてハーレーの記事を読む機会があったのだけど、
それを読んだことで、購入への思いが二歩三歩って進んで、
ひいては購入にまで至ってしまった。

ウチのダンナがよく言うのだけど「食わず嫌いはよくない」。

アメリカンってカテゴリーで言えば、
ドラッグスターに一度、デスペラードも借りて乗ったことはある。
ドラッグスターについては、サイズがでかくて乗りづらかった記憶しかない。
フォアードコントロールで、シフトペダルに足が届かないんだもの。
それが解消されても、乗らないだろうけど。
自分には魅力が感じられないから。
あれがいいって人はたくさんおるわけで。
それはそれでいいと思うんだよ。
逆もあると思うしね。

ハーレーに話を戻すと、それに加えて、重い、壊れる、
乗っているバイカーのイメージがよくない・・・とか
重なって敬遠していたのだけど、
ダンナの車両が、ハーレーらしくない。
パッと見てハーレーってわからなかったくらいカッコ良かったのと、
雑誌にあったとあるライターの一言と、
一般ユーザーのインタビュー記事にあった一言に感化され、
「乗るなら今」
「このタイミングで買うならもう上がりだろ」
「上がりなら、大切にできるオンリーワンな一台にしたい」
「ハーレーでしか味わえない何かってなんだ」
とか、巡り巡ってしまって。

「おまえ、バイクに乗ってなきゃ幸せになれたのにな」なんて
某ショップの社長から言われたけど、
やっぱバイク無しって考えられなくて。
降りた時も感じたけど
「自分が自分でなくなった」そんな感じ

スラクストンは本当に乗らなかったから、
883Rは買って本当によかったと思っているのです。
良い出会いもあったし。
きっとこの先も、出会いを運んでくれると思うんだ、あの子。

とか、とにかくいい子なんですわ、ワタシにとっては。

ワタシにとってのハーレーはラバーマウントで、
旧車のパンやらナックルやら、エボについては、
乗ったことがないから、いいとも悪いとも言えないし、
今は、普通に見てカッコいい、と感じるようにもなったし、
仮に乗って自身に合わないからって、ギャンギャン否定する気はさらさらない。
昔だったらわからないけど・・・
知らないことがつらくて、悔しいとこんな風に感じたのは初めて。

そのくらい自分のバイクが大好きなんだなー、とね。

ダンナに言わせると、うちの子は角が取れてしまっていて、
ハーレーらしさのかけらもない、というのだけど、
カスタムした結果が今の状態なので、ワタシ的には腑に落ちてしまってるんだなー・・・
それも、ビルダーのオーダーで、そう仕上がったわけだし、
乗りやすいことこの上ない。けど、ハーレーじゃないって。

じゃあ、ハーレーってなんだよ!(怒)って思うわけですよ。

なんかねー・・・萎えるんですよ。

新型が出るでしょ?
見た目がちょっと、今までと違うでしょ、
ほんで、エンジン水冷でしょ。

うちは、べつにいいと思うんだよ、水冷。
ただ老舗がてめーんとこの柱曲げちゃイケねぇって言い分も分かるんだけど、
だからって頭ごなしに否定する必要はないと思うわけなのよ。

感じ方、捉え方は人それぞれで、
それをいいという人もいるんだから、
それはそれで認めてあげればいいと思うのよね。
わざわざ否定をぶつける必要はないと思うんだよ。

ぶつけられた方はたまったもんじゃないと思うんだよね。
だって、否定をぶつけた人は「ありえない」ものでも、
ぶつけらた人にしてみたら「溺愛すべきもの」かもしれないし。

新しいモデルだって、理由があって世に出てきたわけで、
それを「ない」の一言で済ますのは、
携わった人間を否定することになる。
そんな権利は誰にもないはずだ。

完全否定、じゃなくて許容する度量の深さというのを
学ぶべきなんじゃないかなと、自身でも感じるわけ。

自分が否定されたらやっぱイヤだし、
自分にないものは、学んで少しでも理解したいと思うから。
以前に大型二輪免許取得に付いてワーっと書いたけど、
その流れで、ネットサーフィンしてて、目に入って来たワンフレーズ。

「中型を取らずにいきなり大型二輪免許を取りました」

規制緩和で、教習所で大型二輪免許が取れるようになって10年以上になるかしら。
そのおかげで、比較的容易に大型車両に乗れるようになって、
多少なりライダーの増加に一役買ったのかもしれないけれど、
その反面、レベルが下がったという声もちらほら。

大型バイクで一般的に有名なのはやはり「ハーレー」だと思うのよね。
バイク好きな方々からするとハーレーってちょっと特殊で、
敬遠されがちなんだけど、一般的に大きいバイク見ると「これハーレー?」
なんて聞かれることも少なくなかったり。

私自身も「ハーレーなんてバイクじゃない」と思っていたうちの一人でした。
まぁ、色々あって今の愛車はハーレーですけど。

色々乗り継いできて、ハーレーならいいのだけど、
いやハーレーに限らずアメリカンモデルは、とっつきの車両に薦めません。

なぜか。
答えは「アメリカンモデルにしか乗れなくなってしまうから」。
もちろん一概には言えないのですが、
通常のロードモデルに比べて、タイヤが太かったりホイールベースが長かったり、
ベースになる教習車に比べて、操縦に少々くせがあるというのが、その理由。

ノーマルでもそうですが、そこからカスタムして、
チョッパーやらフリスコにスタイルを変えてしまったら、
不思議なことに本当にそれしか乗れなくなってしまうように思います。
(周りで乗っていた人がそういうパターンだったのが多いように感じます)

国産ロードモデルの方が、断然乗りやすいのに。
小柄な女性だと「足が着かなくて怖い」が第一らしいです。
多少着かなくても、ハーレーに比べたら軽いし、
意外となんとでもなっちゃうんですけどね。。。

「バイクに乗る楽しみ」は人それぞれ。
基本の「操縦」を楽しむことの幅を狭めるとでもいうのでしょうか。
免許を取得してから最初に乗るのは、教習車と同じようなバイクに乗って欲しい。
具体的な現行モデルで言えば、ホンダCB系は鉄板、ヤマハならSRやフェザー系、
スズキならGSR系、カワサキならニンジャ系といったところでしょうか。
そこで乗り方のベースを作れば、他のスタイルでも難なく乗れます。

そうすることで、色々なバイクに乗る伸びしろ?を残しておくことができるのです。

足がしっかり着かなくても、車重はアメリカンモデルより全然軽いから、
バランスさえ取れてしまえば、何も怖くないし、
コーナリングの楽しみも、比ではありません。

まず、そこを味わって欲しい。
ただ乗るだけの楽しみもありますが、
もっとほかにも楽しみ方があって、
それを含めて「走ること」の楽しみを知って欲しいと思います。

バイク、特に大型バイクに乗れるって、
じつは特殊技能だったりするんですよ。
あまり実感ないと思いますけど。

せっかく取った免許に、手に入れたバイク。
そうすることでしか味わえない、体験や景色。
バイクライフを充実させるために、
ほんの少しの回り道になるかもしれないけれど、
その先ずっと楽しめる道が、無限に広がっていくと思うから。

私の最初の単車もちょっと特殊ですが、
ロードモデルでした。
あれがあったから、今色んなバイクに乗れていると、
何かにつけて言っています。
実際、レーサーレプリカ、ロードモデル、オフロードモデル、アメリカンと
一通り乗った経験があり、今の愛車にたどり着きました。

仕事柄、乗る機会があったのもそうですが、
自分から乗ろう、と所有もしっかりしました。
大半のユーザーは最初に乗ったバイクから、
スタイルはそうそう変えないから、
ほかのスタイルの楽しみ方を知らない人が多いように思います。

せっかくバイクに乗っているのにもったいないな、
と、感じてしまうのは私だけでしょうか。