マッド・ハイジ | ホラーと共に・・・・

ホラーと共に・・・・

いまのタイトルのままだと毎回数字を変えなければいけないので変更しました。
4歳からホラーを見続けていて現在はTSUTAYAのレンタル中心で毎日何かしら見ている中級マニアです。
目標はタイトル数日本一のホラーブロガーになることです。

3584作目はかなり面白かったスプラッター作品を…。


『マッド・ハイジ』


2022年スイス作品。



ーあらすじー


スイスを支配する大統領マイリは、自ら社長を務める企業以外のチーズ製品を禁じる法律を制定、


恐怖の独裁者として君臨していた。そんな中、年頃の女性ハイジは祖父のアルムおんじとともに


アルプス山麓の村で平穏に暮らしていたが、あるとき恋人ペーターがチーズ密売の罪で処刑されて 


しまう。さらに実は革命戦士だったおんじがマイリの手下に包囲されて家ごと自爆、反逆者の 


矯正施設に送られたハイジはマイリへの復讐を誓う。



ー感想ー


アルプスの少女ハイジの原作は詳しく無いので何とも言えませんが作品単体で面白かったです。


矯正施設の所長に拷問を受けますが隙を突いたハイジがアクセサリーで反撃して殺害します。


クララに声をかけますが洗脳されて話にならないのでハイジ単独で逃げ出します。


すぐに追っ手が来て崖っぷちに追い詰められたハイジはダイブしますが何とか命は助かります。


そして山小屋に避難してその場所に現れた神によってハイジは修行を受けて合格します。


おんじは死んでおらずかつてのレジスタンスの仲間と合流して他民衆を集めて蜂起します。


ハイジも軍隊に反撃しますが武装した大男に捕まり独裁者の祭りに参加させられてしまいます。 


先に参加させられたクララはマッチョ女に鯖折りされて次は主人公が戦います。


主人公は撃破しても殺さず前に戦った大男と戦いマッチョ女も加勢して犠牲になりながら撃退します。


将軍を国旗で串刺しにして大統領を追いかけて合流したレジスタンスと共に突入します。


大統領は半ゾンビになるチーズをフランスの役人に食べさせてレジスタンスと戦わせます。


でもレジスタンスに歯が立たず最終的に捕まった大統領は空気を体に注入させて爆死します。


しかし戦いの中でおんじが半ゾンビに噛まれてしまい助かりそうも無いです。


最後はおんじの自爆で大統領のチーズ工場ごと木っ端微塵になりました。


ラストはハイジとクララがバイクに乗って故郷を旅立ちます。


そしてチーズ販売のトラック乗った政府側の博士を待ち構えてバルカン砲を放ったところでエンドです。


遠慮無い意味不明なスプラッターは中々バリエーションがありましたね。


ペーターや大統領は頭部破裂して兵士達も悲惨な殺され方をします。


テリファーを見ていなけば充分満足できますがテリファーを見ているとボリューム不足感があります。


B級映画ですが元有名俳優のキャスパー・ヴァン・ディーンが出ていますが今じゃすっかりB級俳優ですね。


独裁側の兵士はナチスみたいだし演出とか面白いけど風刺ネタとかは分かりませんでした。


一本調子ですが退屈なところは無くストレス無く見られますが下品さが苦手な人はお勧め出来ませんね。


最近名作の著作権が切れプーさんや今回のハイジもホラーになり他作品もその流れになりそうです。


これからどんな作品がホラーになるか今から楽しみですね。


そんな感じで今後の展開を期待しつつ作品に興味ある人は見てみてください。