3568作目はシナリオ的には面白味が少なかった作品を…。
『心霊盂蘭盆20』
2022年作品。
公開できず封印され続けていた恐怖の心霊映像集二十弾。
ー感想ー
①心霊形見
遠距離恋愛の彼氏との観光の様子の映像で彼氏の案内で橋に行きますがそこで姿が消えました。
靴が残されていて一瞬橋の欄干に手ともがくような何者かが姿が映り込んでいます。
怪現象は一瞬だけなので恐怖感は無かったです。
②黒い手
立地調査を調査した記録映像で夜まで歩き続けると苦しむ人がいて水を買って来てと言って来ます。
戻ると人がおらず振り返ると苦しんでいた人に似た何者かの不気味な姿が映り込みます。
撮影者が車に戻り手首を見ると手形が残っていて自分の顔を映すと顔が不気味に変化していました。
もう少しビジュアルか何が起こったのか分かれば良かったです。
③両面宿儺の呪禍
探偵が依頼で婚約者の身辺調査している様子の映像でターゲットがある家に入って行きました。
その時調査現場に依頼者が入って来て調査員の静止も聞かずその家の中に入って行きました。
調査員も追いかけて行くと顔が変化した状態で倒れていてそれを見て逃げ出します。
戸を閉めると磨りガラス越しに依頼者が立っており戸を上げると異形の姿になっていました。
そして倒れたところで調査員の姿が映ったところで映像が終わりました。
連続で起きる怪現象も良かったし異形の姿は中々いいビジュアルでしたね。
④ビデオテープ
今は亡くなっている夫と旅行に行った時の映像でビデオテープにはかなりノイズが入っています。
そのノイズの中に時折何者かの顔が挿入されていました。
ノイズは不気味さがありますが誰かの顔だけなので恐怖感はありませんでした。
⑤未解決失踪事件
④に出てた男性の同僚に話を聞くと裏の顔があり開発した新薬を捌いていたようです。
売り先は自殺志願者に売っていたようでそれは恐怖心を除くもので自殺が捗るらしいです。
しかし新薬には副作用があり顔が爛れてしまっていますが男性は儲けていたようです。
そして①の男性も④の男性の同僚で関係があるそうです。
友人からの留守電で神になりますと言って投稿者から金を盗み更に動画を送りつけました。
映像には友人女性が映っていて誰かとラブラブな状態から喧嘩をして注射を持っていました。
せっかくの投稿映像には怪現象は映っていませんでしたね。
一応各エピソードで繋がりはありましたが薬品ばら撒いた奴と女性の繋がりがわかりにくかったです。
何がしたかったのかも分からずお話的には面白く無かったです。
前巻の方が各エピソードごとの繋がりがわかりやすくて楽しめました。
怪現象は顔が爛れたぐらいで全体的には恐怖感は薄かった気がしました。
そんな感じで内容が分かりにくかったですがシリーズのファンの人は見てみてください。
