3556作目は久しぶりなダリオ・アルジェント作品を…。
『ダークグラス』
2022年イタリア、フランス作品。
ーあらすじー
ローマでコールガールを生業とするディアナはある夜、車で帰宅途中に白いバンに追い回され、
衝突事故を起こして失明した。この町では娼婦の殺人事件が相次ぎ、現場で白いバンが目撃
されていた。退院し、歩行訓練士の女性リータから白杖の使い方を教わるディアナ。盲導犬の
ネレアも与えられた。ディアナの事故には 中国人の親子が乗った車も巻き込まれ、父親は即死。
重体だった母親も数日後に亡くなった。残された10才の少年チンを案じて保護施設を訪れる
ディアナ。子供たちの中で孤立していたチンは施設を脱走し、ディアナが残した名刺を頼りに
彼女の家に転がり込んだ脱走したチンを探してディアナの家を訪問する二人組の刑事。ディアナが
家に入れないので刑事は名刺を残し、捜索令状を取りに署に戻った。その隙に、犬のネレアを
残したままチンの家に移動するディアナたち。夜に令状を手に戻って来た刑事たちは、ディアナを
襲いに来た殺人犯と鉢合わせし、殺された。刑事が死んだことでディアナの身を案ずる警察。チンの
家にも捜索のパトカーがやって来た。事情を知らずに逃走し、郊外のリータの家に逃げ込むディアナ
たち。刑事殺害のニュースを見て警察の保護を求めろと 勧めるリータに、チンを施設に帰したく
ないから電話しないと言い張るディアナ。それを盗み聞いたチンは、昼間に刑事が残して行った
名刺の番号に自ら電話し居所を知らせた。しかし、その携帯を持っていたのは、刑事を殺した殺人犯
だった。リータを殺し、ディアナとチンを自宅に連れ帰る殺人犯。その正体はディアナの客だった
犬のブリーダーだった。多数の犬が飼われている彼の家にはネレアも連れて来られていた。ディアナの
家に侵入した殺人犯は高価なネレアを転売目的で盗んだのだ。檻を抜け出したネレアはディアナの
指示で殺人犯に襲いかかり喰い殺した。生還したディアナはチンを香港在住の裕福な親戚に引き渡し、
ネレアを頼りに一人で生きて行く決意を新たにした。
ー感想ー
アルジェント作品の作品として期待しましたが平凡な作品で数日経ったら内容を忘れてしまうそうでした。
レトロなグロは期待したほどじゃ無いですが蛇の絡みなど苦手な人がいそうなシーンはありました。
妙齢のスタイルのいい女性が主人公で監督の好みのビジュアルでしょうね。
後は香港の少年と盲導犬がメインで犬が可愛くて活躍するのでその辺は楽しめました。
犯人は盲導犬のブリーダーである意味犬の調教の腕だけは優秀な汚い男でした。
犬が賢ずきて主人公に忠実で刑事を追っ払うし主人公に害をなすブリーダーを噛み殺したりします。
後は脇役でミートゥー運動を指揮した娘さんのアーシアさんが出ていました。
歴史的なブーメランを実行して性被害者から加害者に成り下がっていましたね。
あとジャケ写が一瞬ゼイリブに見えてしまい何か自分も歳をとってしまったなと悲しくなりました。
でも監督さんも80歳と聞いたので年齢を理由にしちゃダメですよね。
そんな感じで凄いってほどじゃ無く暇つぶしにはなるので興味がある人は見てみてください。