2190作目は結構楽しめた恐竜物を・・・。
『ジュラシック・リボーン』
2016年アメリカ作品。
絶滅したはずの恐竜が襲い来るSFパニックアクション。
-あらすじ-
宇宙から地球に向けて隕石が飛来した。
ジョナスとラースは、行きつけのバーの看板娘キャンディスから、
隕石を発見し大金を手にした知人の話を聞き、 一攫千金を夢見て、
早速、隕石を探しに郊外へと向う。 奇跡的に落下現場で隕石を発見し、
キャンディスに知らせようと大喜びのジョナスとラース。しかし、翌朝、
事態は一変する。突如、地球に襲い掛かる謎の翼竜群に人々が襲われ
街は大パニックとなっていた。 逃げ惑うジョナス達であったが、ラースが
高層ビルの奴らの巣窟に連れ去られ、翼竜の雛の餌食という絶体絶命の
ピンチに出くわしていた。ラースを助けようと救出に向かったジョナスと
キャンディスであったが、そこにとんでもない大ボスが現れる―! !
-感想-
B級映画ですが恐竜の姿が出し惜しみしていない時点で当然楽しめますよね。
お話は武装して仲間を助け出したくさんいた翼竜を追っ払います。
実はたくさんいた翼竜は雄でそれよりも遙かにデカいメスが現れます。
主人公達はビルの中からありったけのアルコールを集め爆弾を作ります。
そして仲間の1人が爆弾を抱えて翼竜の口から体の中に入り爆発させ翼竜を倒します。
仲間は吹き飛んだ頭の中から生還して後日翼竜たちは離島で厳重に管理される事になります。
主人公達が英雄になる中で同じように別の恐竜の卵が地球にやってきた所でエンドです。
この作品を大いに評価すべき所はやはり恐竜の姿を出し惜しみしていないところですかね。
結構B級映画ですとなかなか姿を現さず襲われる側の俳優の1人芝居的な物が多いです。
翼竜のみと言うシンプルな構成というのもありますがしっかりとCGで見応えはありました。
あとはジュラシックパークのような無意味にカメラに向かって威嚇するシーンが無いのもいいですね。
世の中がジュラシックパークを絶賛していたときから自分はこういうシーンのせいで低評価でした。
おかげでそのファンからつるし上げられましたが今となってはいい思い出ですね。
序盤を除いて常に翼竜に襲われまくっているので無駄にお茶を濁すシーンはありません。
だからテンポもよくサクサク進んでいくし1種類のみですが数もいるので楽しめますね。
内容はペラペラで頭を使わなくてもいいですしキャラクターも立っているので非常に見やすいですね。
あくまでもB級というカテゴリーですが恐竜映画の中では凄く出来がいいと思います。
悲壮感は一切無いですし説教も無くお気楽でとにかく楽しい恐竜映画でしたね。
そんな感じで自分的には非常に出来のいい恐竜映画なので興味がある人は見てみてください。