2189作目はグダグダで描写不足な駄作映画を・・・。
『ハザード・マテリアル』
2013年アメリカ作品。
異形の殺人者が迫り来るホラーサスペンス。
-あらすじ-
『恐怖ドッキリカメラ』は、ターゲットの家族や友人が仕掛け人となって、番組スタッフと
協力してターゲットを怖がらせたところを撮影しておちょくる人気のワルふざけ番組。
今回の撮影現場は大事故を起こして閉鎖された古い化学薬品工場。ターゲットはその
惨事で父親を亡くしたジェイコブ。その事故以来ジェイコブは、この工場は呪われて
いると病的に恐れていた。ジェイコブの旧友と女友達たちがジェイコブを誘い廃工場の
中に入ってゆく。工場内部には監視カメラがいたるところに仕掛けられ、番組スタッフは
工場奥の部屋で彼らの動きをモニターしていた。ジェイコブは打ち捨てられたロッカーから
防毒スーツを見つけ身にまとってみる。そこからだんだんジェイコブの様子がおかしくなる。
そしてついに、彼を脅そうと現れた番組スタッフを斧で叩き殺してしまう。完全に異物に
変体したジェイコブは友人たちを次々と抹殺。工場奥でモニタリングしていたスタッフたちも
その異変に気づくが、工場の外に出るには防毒モンスターの徘徊するエリアを通り抜けねば
ならない。そのうち番組スタッフの存在に気づいたモンスターは目に付いたCCTVを破壊
しながら奥の部屋に近づいてくる。唯一の武器である監視カメラを駆使して何とか奴の裏を
かき、出口にたどり着こうとする彼らだったが・・・・・・。
-感想-
とにかく登場人物の動きののろさが目立ちこれで怖がれと言う事に無理がありましたね。
お話はいろいろ逃げるために画策しますが全員殺人鬼に殺されてエンドです。
ざっとネタバレを書くとこんな程度で済むぐらいのなペラペラな内容でした。
とにかく襲われる人の動きがノロマ過ぎるので緊張感や恐怖感は皆無でした。
殺人鬼を躱して脱出しようとしているのに廊下で暢気に過ごす様子はやる気を感じません。
その殺人鬼も何故いきなりおかしくなったのかちょっとした説明のみでよくわからんです。
せめて土地にある呪いなのか薬品のせいなのかぐらいははっきりさせて欲しいです。
スプラッターシーンもチープなのもありドッキリネタな結末になるんじゃ無いかと思いました。
実際はただ皆殺しされるだけとひねりの欠片もないですがドッキリネタよりはマシですね。
あらすじには監視カメラを駆使して殺人鬼から逃れると書いてあるので面白くなりそうでした。
しかし内容はただ殺されるだけという感じで何もひねりは無い単純な物でした。
単純でもいいとは思いますが内容的な描写がほとんど無いので面白さを感じる以前の問題でした。
製作者的にはドッキリカメラがリアルになってしまったと言う事を重視しただけでしょうね。
そんな感じで怖さもやる気も感じないチープな作品なので自分からはお勧めできません。