1478作目は下品さがかなり増したシリーズ5作目を・・・。
『チャイルド・プレイ チャッキーの種』
2004年アメリカ作品。
殺戮人形の暴走を描く人気ホラー・シリーズの第5弾。
-あらすじ-
イギリスの見世物小屋で、ニセ腹話術師の腹話術人形に扮するシットフェイスは、
6年前にアメリカから連れてこられ労働を強いられていた。ニセ腹話術師に脅かされ、
いつもビビッて小便をもらすほどの臆病者のシットフェイスが、ある日TVから、ハリウッドで
殺戮人形の都市伝説―チャッキー&ティファニーの映画化のニュースを知った。その時、
チャッキーの腕につけられた文字を見て、この2人こそ自分の両親だと確信し、ニセ
腹話術師から命からがら逃亡し、チャッキー&ティファニーのいる映画の都ハリウッドへ
渡る。シットフェイスは、チャッキー映画の特殊メイク&効果を務めるトニー・ガードナーの作
業部屋で、チャッキーとティファニーの人形を発見。ところが声をかけても反応がないため、
ブードゥー呪術をかけて邪悪な魂を復活させる。シットフェイスを見て、自分達の子供と確信
したチャッキー&ティファニー。チャッキーは男の子だと信じてグレンと名付け、ティファニーは
女の子と信じてグレンダと言い張る。しかも子供の教育方針で意見が分かれ衝突する。
チャッキーはグレンに殺戮人形の道を勧めるが、ティファニーは父親とは違う平穏な人生を
歩ませようと考えていた。その頃、女優のジェニファー・ティリーは、元ラッパーのレッドマンが
監督する、聖書を題材にした大作映画のマリア役を得ようと画策していた。ティリーは、
レッドマンを自宅に招いて、なんとか役を得ようとするが、そこにチャッキー一家が忍び
込んでいた。なんとティファニーは、憧れの女優ジェニファー・ティリーの体を使い、ある計画を
企んでいたのだ。そこに三流タブロイド紙のパパラッチ、ピート・ピーターズがティリーと
レッドマンの密会現場を盗撮しようと待ち構えていた。ところが彼は、2人の他に、小さな
人影―チャッキーとティファニーの姿を目撃する。両親の狭間で悩むグレンは、殺戮人形の道
を歩むことになるのか? それとも平穏な生活を送る道を選ぶのか? チャッキーと
ティファニー、そしてグレンの予想もつかない暴走によって、事態は惨劇へと加速していく。
-感想-
下品な映画は好きなので楽しめましたがシリーズというか今作もキャラクター映画でしたね。
お話は主人公達2人は女優とその運転手を拘束して儀式によって乗り移ろうとします。
更にチャッキーの精子を女優に注入して生まれた子供を自分たちの子供に乗り移ろうとします。
しかしチャッキーは自分はカリスマでいたいと言いだし儀式を中断してしまいます。
更に子供のグレンは2重人格だとわかりその間に女優は双子を出産します。
家族で内輪もめをし出してグレンとティファニーはチャッキーを倒します。
通報により女優と双子は入院して人形母子は病室で儀式を執り行うことにします。
そこにチャッキーが襲ってきますが返り討ちにして人形母子は儀式を成功させます。
ティファニーは女優にグレンとグレンダの人格は双子別々に乗り移ります。
そこにチャッキーの腕が入った荷物が届きそれが子供に襲いかかったところでエンドです。
下品な上にスタッフや女優本人が登場するなど内輪ネタでしたが自分は結構好きですね。
特に女優さんがティファニー役をやっている一人芝居な感じが非常に楽しめます。
あとは子供の名前がグレンとグレンダですがエド・ウッドネタはちょっと狙っている感がありました。
主人公のチャッキーが人になる欲求が無くなったあたりは本筋からそれてしまっています。
人間は全く活躍せず背景にしかなっておらず前作よりも対決物としては薄れています。
前作では運転できませんでしたが今作は父子のチームワークで運転が可能になっています。
殺されるシーンは絵的には派手になっていますがグロさはそんなに無いですね。
怖くは無いにせよだいぶ内容が下品なので万人向けとは言いがたい内容ですね。
内容的には結局家族での内輪もめになるので前作とやっていることはあまり変わりません。
でもチャッキーの心変わりという点では大きく変わっているとは言えますね。
人形劇としてみればものすごく人形達が活躍するのでその辺は十分映画として楽しめますね。
そんな感じで下品ではありますが面白かったので興味がある人は見てみてください。