1479作目はアルバトロス配給のショボいCGのエイリアン物を・・・。
『ウォー・オブ・ザ・ワールド』
2014年アメリカ作品。
地球侵略を謀るエイリアンとの宇宙戦争を描いたSFアクション。
-あらすじ-
20XX年、地球に小惑星が接近。爆破命令を受けたウィーラー大尉と
ゴードン博士たちは宇宙に飛んだ。だがそれは小惑星ではなく、未知の
エイリアンが地球侵略のために送り込んだ巨大母船だった。無数のUFOが
地球に飛来し、人類は瞬く間に滅亡の危機を迎える。ウィーラーは敵の
時空転送装置を使い、エイリアンの母星に移動。そこで彼らは敵の恐るべき正体と、
真の目的を知ることになる。人類の反撃は成功するのか?最後の決戦がはじまる!
-感想-
いつものC級SF物ですが何も解決できず中途半端で終わるあたりはいつもと違いますね。
お話は異世界に飛ばされた先発隊が全滅しますが最後に地球と通信を行います。
そこのことで人類が結集して巨大母船破壊と人類救出の二手に分かれ攻勢をかけます。
母船の方は破壊に成功しますが同じような母船が地球を包囲してしまいます。
救出の方が主人公の消防士を初め精鋭が集まり時空転送装置で侵入します。
エイリアンを倒しつつ基地に潜入して自分の娘をはじめ人々を救出していきます。
その際娘は深手を負い主人公はたくさんのエイリアンに包囲され立ち向かうところでエンドです。
正直アルバトロス配給のアサイラム社制作なのでショボいCGはいつも通りです。
何本もアルバトロス作品を見ていると最初の5分でアサイラム社制作がわかるようになりますね。
内容も薄っぺらく馬鹿みたいに仲間が死んでいくあたりもいつものクオリティです。
ただ今作は爆破などで解決はせず絶望的な状態でエンドという感じでここ最近では珍しいですね。
敵の母船のシーンも異世界のシーンでもセット感丸出しでその辺もショボさ全開ですね。
兵隊よりも消防士が強いのですがその辺は昔見たコラテラルダメージを思い出しました。
話は変わりますがネタが尽きたらメジャー作品の馬鹿映画でも特集したくなりますね。
特にこれだって俳優もいませんし光る演出も無く人類滅亡寸前なのにスケール感がありません。
展開は2つの視点でさくさく進んでいきますがなぜかスピード感は無く非常に退屈でした。
そんな感じで褒めどころが無くネタ的にも使えない作品なので自分からはおすすめしません。