1362作目は面白く無かった家宅侵入ホラーを・・・。
『そのネズミ、凶暴につき』
2013年カナダ作品。
『REC/レック』のプロデューサーが仕掛ける戦慄の猟奇ホラー
-あらすじ-
幼くして母を亡くしたリアムは、父親のコーリーと、新しい継母のサラと共に別荘を訪れる。
しかし実母を忘れられないリアムはサラにつらく当たる。そんな時、一家の不在中に
何者かが別荘を無断で使っていたことが発覚。警察の捜査の結果、危険がないことが
判明したため、家族はもう一晩だけでも滞在しようと決めるがベッドに寝ていたはずの
リアムの姿が忽然と消える。必死に息子を探すコーリーとサラの前に現れたのは
動物のマスクを被った謎のアニマル集団だった。
-感想-
想像していた物とは違い内容が全く語られずとても漠然とした内容な作品でした。
お話は息子を探す夫婦は別々に失神されられそのまま監禁されてしまいます。
妻は襲ってきた豚マスクを退治した後に夫と子供を探しに行きます。
夫は椅子に監禁された状態で鼠マスクに電気ショックで拷問されますが屈しません。
行方不明だった息子が人質になっており鼠マスクに息子を拒絶するように強要します。
夫がそこで拒絶の言葉を言い息子にショックを与えたあとで頭にビニール袋を被せられます。
ギリギリの所で脱出して息子の元に行き謝罪をしたあとで猿マスクが襲って来ます。
実は殺された管理人の娘で殺人鬼一家に洗脳されておりますが撃退されます。
妻は襲って来た鼠マスクを感電させ撃退して息子を避難させた夫が合流します。
その瞬間に兎マスクに夫は射殺され合流した妻と息子は兎マスクに追い詰められます。
しかし敵は弾切れで妻は銃を奪い兎マスクを殴りつけ危機を脱します。
朝になり警察が入り主人公達は搬送され2人のマスクは警察に連行されます。
所在不明だった鼠マスクは猿マスクを助けに来て兎マスクも拘束を解いた所でエンドです。
内容的な描写はほとんど無いのでとても漠然とした内容で面白味に欠けましたね。
そんなペラペラな内容に親子愛を加えたとしてもいい方向には向かいませんね。
肝心な殺人鬼もかろうじて動機が分かる程度で正体などいろいろ描写がありませんでした。
洗脳された?管理人の娘についても特に描写がなく無い無いづくしな感じですね。
猿マスクを殺しただけで凶行に走っている連中に徹底的な反撃もしていません。
それが最後の殺人鬼達の脱出に繫がっているので正直マイナスですね。
いろいろ書きましたがおそらく雑に映画を作っているだけだとは思いますが。
グロさもないし両者とも中途半端なので怖さもなく見応えのない作品でした。
こんな作品になるなら子供の人形が殺人鬼と化すオカルト色がある方が良かったです。
あとは邦題ですがセンスは最低で中途半端にネタも古いので何とかして欲しいですね。
そんな感じで分からないところだらけで面白く無いので自分からはお勧めしません。