802作目は全くおもしろくない低予算丸出しの作品を…。
『フォレスト・アクティビティ』
2009年アメリカ作品。血に染まる森へ足を踏み入れたが最後、命の保証はない…
-あらすじ-
アメリカの小さな田舎町であるアーカンソー州ジャスパー。とある少年が森で行方不明に
なったことから事件は始まった。伝説の野人ビッグフットの仕業かと人々は騒ぎ始める。
一方でその森に娯楽施設を作るための用地買収で、大人たちの欲望が交差していた。
その間、次々と森周辺で犠牲者が出る。ベトナム帰還兵で先住民の末裔である男
ワイリーに疑いの目が。彼は娯楽施設建設予定地に住んでおり、ひとりだけ立ち退きを
拒否していた。果たして真の犯人は一体誰なのか…。
-感想-
低予算丸出しな上にダラダラした展開でどう見ても面白いとは思えませんでした。
お話は関係者みんな別々に森の中に入っていきどんどん獣人に殺されます。
保安官は容疑者のインディアンの仕業と思うのと用地買収に邪魔なことで殺そうとします。
その場面をカメラで撮影した主人公が止めに入ったところで獣人に襲われます。
みんな殺され返り血を浴びたカメラをのぞく獣人の姿が映り込んでエンドです。
まず獣人の姿は一切なく息づかいと人を襲うときはカメラが追いかけていくという手法です。
のぞき込む姿も目だけだし殺されるシーンも直接的なシーンがなくグロさなど一切ありません。
お話は開発予定地に獣人が現れるというお話ですがそれ自体も面白くありません。
一応森への開発計画への反発なんでしょうけど想像の範囲で本編で語らせません。
伝説も大して本編と絡まないし先住民も結局何をしているかさっぱりわかりません。
ぎりぎり起承転結はあるぐらいでお話自体あってないようなものです。
画質も非常に悪く演出も文字まで低予算丸出しでもうちょっと工夫してほしいですね。
そんな感じで面白くない上に低予算丸出しなので自分からは全くおすすめできませんね。