610作目は単純につまらなかった作品を…。
『イントルーダーズ』
2011年スペイン作品。少女を襲う謎の侵入者・・・。これは人間かそれとも悪霊か?
-あらすじ-
ジョンの最愛の娘ミアは、大きな木に開いた穴の中から、偶然古い手紙のようなものを見つける。
そこにはおぞましい“顔なし怪人"のことが書かれていた。ある日、ミアは自分の部屋にその
“顔なし怪人"の気配を感じるようになる。そして遂に“顔なし怪人"は彼女の前に姿を現すと、
肉体を奪おうと襲い掛かってきた。ジョンにより救われたミアだったが、心に大きなショックを
受けてしまう。そして“顔なし怪人"は別の場所でも、1人の少年と母親に同様の恐怖を与えていた。
全く関係がないと思われた2人の子ども。しかし、その繋がりが明らかになる時、そこには
驚愕の真実が待ち受けていた
-感想-
大筋では話は分かりましたが根本的にお話はつまらなかったです。
お話は主人公は娘が2回襲われた時に警察に実は父親と娘が同時に幻覚を見ていたと知らされます。
娘と引き離された主人公はこのことについて実家に行き自分の母親を問い詰めます。
実は本編と同時並行していた少年こそ主人公の小さい頃の姿でした。
怪人というのは刑務所から出てきた実の父親で襲われますが撃退して最後は落下していきます。
その時の主人公へのショックを和らげるため母親が怪人と言う物語でごまかしたのでした。
母親から真実を聞かされてから主人公は娘のいる自宅に駆けつけます。
一方娘の方は怪人に襲われ顔を取られるとかして現実的にはショック状態となります。
そこに駆けつけた主人公は娘の知らない怪人の話を聞かせた上で怪人に立ち向かうように言います。
最後は娘が打ち勝ち完全に怪人を消滅させてエンドです。
どうも怪人が出てきた原因が娘のせいなのか父親のトラウマが蘇ったのかさっぱり分かりませんね。
自分的には父親の隠したメモを娘が見つけたせいかとは思うんですがちょっと自信が無いですね。
2つの話が同時並行していくシーンはいいと思うんですが構成が悪いのか引き込まれません。
自分的にはガキのおとぎ話的なホラーは大嫌いなので根本的に趣味が合わないだけかもしれませんが。
あとは最後まで現実か幻想かはっきりしない内容なのも自分の趣味に合いません。
まあそれ以外にもどっちつかずだし物理的に話がつまらんといえばそれだけですかね。
興行収入も全世界で300万ドルと非常にショボい結果なのも自分的にはうなずけます。
駄作とDVDリリース前から評判ですがネタになりにくい駄作であまり面白味が無いですね。
そんな感じで自分的には面白くなかったのであまりお勧めはしません。