インキーパーズ | ホラーと共に・・・・

ホラーと共に・・・・

いまのタイトルのままだと毎回数字を変えなければいけないので変更しました。
4歳からホラーを見続けていて現在はTSUTAYAのレンタル中心で毎日何かしら見ている中級マニアです。
目標はタイトル数日本一のホラーブロガーになることです。

611作目はさっぱり怖く無かった作品を…。


『インキーパーズ』


2011年アメリカ作品。‘近年でもっとも怖い’と話題を集めたホラー。



-あらすじ-


ニューイングランドの街にたたずむ古びたホテルが、その長い歴史に幕を下ろそうとしていた。


ここでは昔、ある女性が結婚式当日に新郎に捨てられ、客室で首吊り自殺を図るという悲しい


出来事があった。その日以来、花嫁衣装をまとった女性の幽霊が、新郎を探すかのように


廊下をうろつきまわる姿を多くの客が目撃してきたという。そんなホテルを、閉館までの


期間管理することになった、従業員のクレアとルーク。2人は興味本意から、幽霊の証拠を掴もうと


調査に乗り出すのだった。そして、何も起きないまま数日が過ぎたある夜。誰も居ないはずの


ロビーからピアノの音色が響き渡り、地下室からはクレアを呼ぶ謎の声が。クレアはその声に


導かれるかのように、謎の地下室へと続く、固く閉ざされた扉をあけてしまう…。



-感想-


イーライ・ロスが怖いと絶賛との話ですが全く怖くなく監督作繋がりで褒めていただけでしょうね。


お話は主人公のクレアはルークと幽霊をコンタクトを取るために地下室に行きます。


そこで機械が反応を示すと実は幽霊など見ていないルークは怖じ気づき逃げ出してしまいます。


ホテルからも逃げだし困った主人公はその足で寝ている霊能力のある女優に助けを求めます。


霊視をするとこの場所自体が危険だと言う事で2人はその場をあとにします。


しかし3階に老人が宿泊しているのを思い出し主人公がその部屋に行くと老人は自殺しています。


さらにそこに女の幽霊が現れロビーまで逃げ出すとルークが戻って来て主人公は状況を説明します。


ルークが様子を見に行っている間に主人公は女優を探しに物音のした地下室に入ります。


そこに自殺した老人の幽霊が立っており主人公は驚き地下室まで転がってしまいます。


そのあと女の幽霊が現れ部屋に隠れますが背後から幽霊が迫ってきて主人公は殺されます。


そして残った同僚は女優に助けられなかったのか?と訪ねてエンドです。


はっきり言ってホラーらしいシーンは20分ぐらいで怖さを求めて見れば駄作でしょう。


ただ自分的にはコミカルな主演の女優さんの演技で案外それまでのシーンを楽しめました。


その他同僚や女優や親子や老人など登場人物はどれも個性的でした。


話も駄目でこれだけ個性的な人物達を生かせず全体的に説明不足で消化不良感がありました。


ひとまず幽霊については説明こそありましたが老人の正体などよく分かりません。


わずかな時間のホラーのシーンですが幽霊が立っているだけとまったく怖く無いですね。


びっくりさせるシーンは冒頭の仕込みの映像のシーンだけでクライマックスでは全く無いですね。


主人公が最後に死んでしまうのも後味が悪いし結局結末もよく分からないまま終わります。


こんな出来になるなら主人公がコミカルで面白かったのでコメディホラーの方が良かった気がします。


それにしても今回はイーライ・ロスでしたがホラーの有名人が絶賛する映画ってあまり面白くないですね。


どこかの映画祭で絶賛とかの触れ込みでもそうですがこういう宣伝文句は信じてはいけませんね。


まあ自分は毎日更新のためTSUTAYAにある物は片っ端から借りるので問題ないですが。


ひとまずこの映画に関しては全く怖くないというのだけははっきり言えますね。


そんな感じでホラーシーンまでの時間が長く見る人を選びそうなので興味のある人だけにお勧めします。