586作目は訳が分からなくいまいちだったPOVホラーを…。
『ミッシング・テープ』
2009年アメリカ。 彼らの行方は誰も知らなかったこのテープが発見されるまでは
2009年1月。ニューヨークに住む5人の学生が週末を過ごしていた雪山の山荘で消息を絶った
2009年3月。FBI本部に差出人不明のビデオテープが届くそこに映されていたのは
想像を絶する恐怖の記録だった
-あらすじ-
ミリアムの誕生日を祝うため、山荘に向かった5人の学生グループ。メンバーの1人レオは、
旅の記録を撮るためビデオカメラを持参。このテープは彼が撮影した映像を、何者かが編集した
物である……。山道で追い越した、黒いバンとの些細なトラブル。どこまでも尾行してくる、
謎の車。雪山で道に迷い、遭難しかける5人。ポーチに置かれた、1本のビデオテープ。
山荘の中まで侵入し、彼らを監視した隠し撮り映像。切断された電話線、盗まれた車。
逃げることも、助けを呼ぶことも出来ず、パニックに襲われる5人。そして……。
-感想-
何というかただ後半に襲われるだけの作品で正直面白くなかったですね。
お話は暗くなり更にパニクる5人ですが一人の男が奥の部屋に行くといきなりドアが閉まります。
4人は2階に逃げますが助けを求めなければ行けないと1階に下ります。
車も立ち去ったことから外に出ると何者かがおりギャーギャーの悲鳴声が聞こえます。
エンドロール中に挟み込まれる敵視点の映像で最後の一人の女性が襲われます。
そのあとは実は5人を出発先のニューヨークからずっと監視してカメラで撮影していました。
正直最初こそPOV方式は重宝されたと思いますが今はもう無理が来ている気がします。
見ていてすべての様子をカメラで撮影し敵に襲われても撮影している事に違和感しか感じません。
敵の正体は一切語られていませんがおそらく何かの悪霊か何かのような気がします。
正直敵視点の映像を見ていると5人の若者が見えていないのかもしれないな映像がありました。
確かに敵の車が映っているところを見るとストーカーっぽいですがそれだけでは説明がつきません。
自分の想像の範囲なのでもしかしたら違っているかもしれませんがそれぐらいしかわかりません。」
あとは映画の構成が悪いのか特に意味の無いシーンがダラダラ続くのでかなり退屈でした。
最初のあとをつけられるシーンは良いとして森で迷うシーンに20分以上はいりません。
特に犯人への何かに繋がるわけじゃ無いので自分的に入らないシーンでした。
その分恐怖なシーンやびっくりするシーン、説明的なシーンが欲しかったですね。
謎を持たせつつある程度想像の余地を与えてくれればまた楽しめたと思います。
この作品に限って言えば全く説明が無くおそらく制作側も考えていないのでしょう。
ひとまずPOV作品って説明や描写不足な作品が多い気がしますね。
そろそろこういう見ている側に不親切な作風は辞めた方がいいんじゃ無いかと自分は思います。
POVでもいいのでもうちょっと見ていて楽しめる作品が増えてくれることを願いします。
そんな感じで見ても楽しめないと思える作品なので自分からはお勧めしません。