551作目はあまり馴染みのないインドネシア作品を…。
『マカブル 永遠の血族』
2009年インドネシア作品。
ホラーファンから注目を浴びているインドネシアのモー・ブラザーズが手掛けたゴアホラー。
-あらすじ-
アジェと身重の妻アストリッドは、親友3人、アジェの妹ラジャとの6人で、車で空港へと向かっていた。
だが途中、路上をさまよっていた若い娘マヤを拾い、家まで送り届けることに。森の中の邸で、
マヤの母親ダラは、お礼に皆をぜひ夕食に招待したいと言う。若々しいが、どことなく不気味な
女主人と得体の知れない2人の息子。──そこは、不老不死の命を得ようとするダラの一族が、
餌食を誘い込むための恐怖の館だった。料理に薬を盛られ、自由を奪われたアジェたちに想像を
絶する惨劇が襲いかかる…。
-感想-
それなりにグロシーンはありましたが自分が期待するほどでもなかったですね。
お話ですが目が覚めると主人公達が捕らえられており仲間が主人公達の目の前で解体されます。
次は主人公と言う所で一家の息子の一人が解体しようとしますが仲間の罵声を聞き手を止めます。
何発か蹴ったあと戻りますがその間に主人公は自由になっており息子を襲い3人で逃げ出します。
一方主人公の兄貴夫婦は別のところで襲われますが兄貴のおかげで妻だけは逃げられます。
しかし妻は逃げ込んだ部屋の中で子供を出産してしまい出てきたところで子供を取られてしまいます。
妻は取り戻しに行く物の結局女主人に殺されてしまいます。
逃げ出した3人は他の人を助けようとしますが女主人に襲われまた一人殺されてしまいます。
主人公は捕らえられ逃げ切った一人は警察官達に助けを求めます。
警察官は館に行き女主人を問い詰めますが悲鳴声を期に一家に襲われます。
主人公は息子に乱暴されそうになりますが目を刃物で突き逃げ出し兄貴と再会します。
主人公と兄貴と助けに行った仲間の3人集まったところでもう一人の息子と格闘になります。
怪力に苦戦しつつも火だるまにして最後は刃物を突き刺します。
警官は娘こそ殺す物の女主人に殺され助けに行った仲間もチェーンソーで切り刻まれます。
そして主人公は女主人と対決し兄貴の犠牲の下で勝利し兄貴の子供を連れ車に乗り込みます。
そこに女主人が襲ってきますが車のドアごと木に叩き付けて殺してエンドです。
インドネシア作品と言う事でちょっと馴染みはないんですがそこそこ良いんじゃないでしょうかね。
ひとまず一番光るのは女主人の怪演で不老不死で無表情で残虐でなかなか良いキャラクターでした。
他の一家の子供達もそれなりにいいキャラクターをしておりその点は見応えたっぷりでした。
女主人も打たれ強いだけで不死身なりの特殊能力がなかったのがちょっともの足りませんでした。
売りであるグロシーンですが自分の想像よりはグロくは無かったですね。
いくら怪力であるとは言えちょっと人体がもろすぎるあたりただグロシーンを追加しただけという感じです。
臓物とかや人体のリアルさはアメリカ映画すらあまり無いので仕方ありません。
内容的には行った先の家で襲われると言う内容でその点は他でもあるようなありきたりですね。
18禁映画ですがおそらくグロよりも人間を食べると言う所でそうなったのでしょうね。
もちろんエロシーンはないし刺激的なグロシーンもないのでお子様でも安心してみられると思います。
演出的にはダラダラしておらず次々と展開していくのでその辺はかなり見やすいと思いました。
そんな感じでグロなどに期待しすぎなければ映画としてはいいのでお勧めできると思います。