547作目は語りメインの都市伝説物を…。
『絶対に怖い都市伝説』
2012年作品。『ほんとにあった!呪いのビデオ』のスタッフが贈る「絶対に怖い」シリーズ第3弾。
-感想-
①ともだちだよな
トンネルに肝試しに行った大学生が何もなく車に戻ったのに運転手は車を走らせようとしません。
運転手は俺たち友達だよな、足下を見てくれといわれ見てみると無数の手が運転手の足を掴んでいます。
驚いた大学生達は運転手を見捨てて逃げ出し置いてかれた運転手はそれ以来行方不明になります。
②時空の管理人
寝坊してしまった大学生が焦ることなく朝食を取り出かけますが自分以外街には人影がありません。
大学の教室でも誰もいない状態でいきなり携帯電話が鳴り電話を取ると何故ここにいるのか問われます。
こっちを見てみろといい向かいの建物を見ると中年男性がおりポケットに手を突っ込みます。
そのとたん世界が歪み元に戻りますが夢だと思いますが朝食を済ませ携帯電話も壊れておりました。
時空に飛ばされることは実はアメリカのフィラデルフィア実験とも関連性があるらしいですね。
③ひきこさん
ひきこさんという映画でお馴染みの化け物で制作陣が目撃証言の多い地域で取材を開始します。
そこでひきこさんを虐めたいじめっ子は白線流しをして罪から逃れようとしていたらしいです。
いろいろ聞いていると本当にそれらしい人がおり同級生などにも会うことが出来ます。
家の場所に案内されますがその家はすでに更地になっておりそれ以上の情報は得られませんでした。
④さとるくん
ある儀式をするとさとるくんから連絡があり連絡が来るたびにどんどん近づき最後に背後に来ます。
どんな質問でも1つだけ正確に答えてくれるところから悟るくんと呼ばれているらしいです。
そこですぐに質問が出来なかったり振り向いたりするとあの世に連れてかれるらしいです。
⑤呪われたトンネル
岐阜県に有名な酷道がありそこに二股トンネルという心霊スポットがあり現地で取材を開始します。
事情通のマニアとそのトンネルに入りその後地元の人に聞き込みをします。
トンネルの存在自体意味が無く埋められている分岐点に噂だと人が埋まっているらしいですね。
喧嘩して殺した土木作業員や外国人労働者が無秩序な時代に埋めてしまったらしいですね。
⑥ドッペルゲンガー
お馴染みのドッペルゲンガーネタでドッペルゲンガーの専門家に取材します。
見て本物か偽物かが分かると言う事で専門家と共に繁華街で追跡調査します。
見つけ追いかけ見失いますが追いかけていた女性から話しかけられ専門家が勘違いしたみたいです。
ただその女性自体はドッペルゲンガーに悩まされておりましたので結果オーライですね。
クローン人間や国家レベルの陰謀を語ってエンドです
⑦野人
野人の追いかけ中国まで制作陣が行きますが外国人と言う事で現地までなかなか行けません。
地元の人に取材を聞くと政府からの箝口令が敷かれなかなか聞くことが出来ません。
戻る最中の村で有力な情報を聞き実際野人を見たことのある老人からいろいろ話を聞くことが出来ます。
結局この人の情報しか聞けず中国は危なそうなので取材がここで打ち切りになります。
訳の分からない社会体制だから陰謀説的な事で言いたい放題なオチでした。
野人ネタ以外は比較的都市伝説ネタを使っておりますのでその点は評価できますね。
ただ有名な物もあり改めて語るような物は無かったですね。
語りの共に静止画で語られますが変な寸劇よりはよっぽど良いと思いました。
ひきこさんは製作会社がかなり一押ししているネタなので自社の映像を使い気合いが入っていました。
ただ取材形式もありますがあくまでも語りがメインなのホラー的なシーンはなかったです。
怖くも無くナレーションを聞くだけなので作業しながらでも十分でした。
そんな感じでホラーと言うジャンルとも言い難いので見ようと思っている人は注意してください。