548作目は本家パラノーマルシリーズの最新作を…。
『パラノーマル・アクティビティ3』
2011年アメリカ作品。
全世界絶叫──!! “すべての始まり”をあなたは目撃する。
18年前、少女たちは何を呼び出してしまったのか…?
-あらすじ-
2006年、アメリカ合衆国カルフォルニア州のサンディエゴとカールズバッド、2つの場所で起きた謎の
未解決事件に遡ること18年、封印されていた最も恐ろしい事件が、今、明らかになる…
カルフォルニア州サンタローザ。 これは1988年9月10日から2週間におよび記録された、
ケイティとクリスティの幼少時に、姉妹とその家族が体験した恐ろしい出来事をホームビデオが
とらえた身も凍る映像である。カメラが記録していたのは、少女たちが鏡の前で行う"怖い遊び"を
始めとする、無数の超常現象… やがて記録された映像は、次第にエスカレートし、家族に対し
牙をむき始める。そこには一体、何が映っていたのか!? 彼女たちは、一体何を呼び出してしまったのか
そして、ついに超常現象の真相が明らかになる……
-感想-
どんどん謎が開かされていくシリーズですがお話自体そんなに面白くなかったですね。
お話は1や2の18年前でそのシリーズの主役である姉妹が子供時代の話にさかのぼります。
主人公一家が引っ越してきた先で正体不明の物音が聞こえたことでカメラを仕掛けます。
仕掛けたヒモ男はついでに母親とのHを撮影しようとしますがそこで地震に遭遇します。
そこに何かの影が映りヒモ男は友人とばっちり映っている怪奇現象に喜んでいます。
親2人が出かけてますが留守番をしていたベビーシッターが怪奇現象に遭遇し足早に立ち去ります。
上の子が熱を出し両親が出かけている間にヒモ男の友人と下の娘が霊を呼び出す儀式をします。
そうしたら本当に怪奇現象に遭遇し友人はヒモ男にやばいから逃げろと伝え立ち去ります。
警告どおりに映像を見るとしっかり映っており恋人に相談しますが全く信じて貰えません。
その間にも子供が霊の被害に遭いますがヒモの妄言のせいとして喧嘩になってしまいます。
子供からも怖いから出たいと訴えますが信じない母親は却下します。
しかし自らの心霊現象に遭遇したので慌てて娘のいうとおりに婆さんの家に引っ越します。
そこでの早速異変があり母親が確認しに行きますが戻ってこずヒモ男が探しに行きます。
ヒモ男が外に出ると謎の婆さん達は襲ってきたので慌てて逃げ家の中に入ります。
そこに上の子がいたので一緒に隠れますが物音が聞こえたので単身出て行きます。
階段のほうから母親が転がってきて巻き込まれ起き上がると下の子が跪いています。
近くによると叫び声を上げ逃げそのあと母親の死体に怪我をしたヒモ男が近寄っていきます。
そこに婆さんが現れヒモ男を鯖折りにして殺したあと子供をどこかに連れて行きエンドです。
どうも映画的に印象が薄いのでちょっと自信が無いですが内容はざっとこんな感じです。
今回で今までの黒幕は魔女?である婆さんだと言う事が分かりました。
悪魔の仕業でしょうが子供の頃から姉妹に固執しているって事なんでしょうね。
霊などの姿はなくあくまでも超常現象だけで派手になっていますがディティールはあまり変わりませんね。
あと過去3作ともカメラマニアのニート夫がおりますがこの存在がないとこの映画は成立しませんよね。
というか子供が怖がっているのに全く信じず付き添いもしない親は駄目な気がしますね。
そもそもそういういろいろな突っ込みどころがなければこの映画は存在しませんよね。
まずこういう映画を見る前に予告をチェックしますが本編に予告のシーンはなかったですね。
ただこの映画は大ヒットで500万ドルの制作費で2億ドルの興行収入をたたき出しています。
自分はもうネタが欲しいのと惰性で見ているだけで正直映画自体は面白さは感じませんね。
宣伝にあるような怯え叫ぶ観客みたいな体勢のない人には楽しめるとは思います。
なんとすでにアメリカでは4の製作が始まったとか聞きましたがまだネタってあるんですかね。
まあ面白さは期待しておらずネタバレのネタが欲しいので4も見るとは思います。
まあ興行収入で2億ドルもたたき出せば意地でも辞めないでしょうけどね。
そんな感じであまり面白さは感じませんでしたのでファンやシリーズを見ている人だけにお勧めします。