ほんとにあったリアル都市伝説2 | ホラーと共に・・・・

ホラーと共に・・・・

いまのタイトルのままだと毎回数字を変えなければいけないので変更しました。
4歳からホラーを見続けていて現在はTSUTAYAのレンタル中心で毎日何かしら見ている中級マニアです。
目標はタイトル数日本一のホラーブロガーになることです。

546作目はJVDのオムニバスホラーを…。


『ほんとにあったリアル都市伝説2』


2012年作品。全国から寄せられた恐怖体験を映像化した心霊ドキュメントシリーズ第2弾。



-感想-


①インターネット生放送に潜む霊


アイドルのマネージャーをしている投稿者の話で担当しているアイドルがインターネット放送しています。


コメントをチェックしているとあるコメントで後ろの人は誰?と言う書き込みに気づきます。


でも気にせずに次の日にも番組を放映しますが投稿者は同様のコメントがあり気になり出します。


アイドルは誰かいる気がするとかで怯えはじめまた放送するとコメントで同様のコメントが来ます。


アイドルが立ち上がった時に霊の手が現れ驚き外に逃げ出し車に撥ねられて死んでしまいます。


ネタ的にはお馴染みのネタですが霊は手だけの登場なので物足らなかったです。


生放送はニコニコ動画風でさりげなくJVDやパラノーマルサイキックのバナーが貼ってありました。


このあたりのちゃっかりしたところはJVDのお家芸というかんじでしょうかね。


②人形ババア


投稿者がよく散歩していた公園でいつもたくさんの人形を並べている女性が住み着いていました。


ある日投稿者が風邪をひいたためその彼女が一人で公園で散歩しているとまた女性がおります。


人形ババアという女性で人形を折檻しているので立ち止まり人形を拾い上げようとします。


声が聞こえたあと拾い上げると人形ババアが手をかざし彼女は気を失ってしまいます。


投稿者は彼女を探してもどこにもおらずどうやら彼女は人形にされたようです。


その後人形ババアも人形と共に突然姿を消しもう二度と現れることはありませんでした。


前作から都市伝説とかけ離れたネタばかりでしたがここに来てようやく都市伝説っぽいですね。


特に何か出るわけじゃ無く怖くも無いですがお話としてはそこそこ纏まっていたと思います。


③私を助けてくれた幽霊


幽霊が見える体質の投稿者が彼氏との温泉旅館に向かいますが途中で幽霊を見ます。


慌てて車を停めますが幽霊がどうやら車のトラブルを知らせてくれたようです。


業者が助けに来ますがこの業者を見た主人公は業者の人が幽霊の女性を撥ねたことを知ります。


結局幽霊は主人公を助けたわけじゃなく撥ねた人間をここに呼び寄せたかっただけのようですね。


これも怖く無いし特に幽霊が何かするわけでもないのでちょっと物足らないですね。


④携帯電話の留守録に救う怨霊


投稿者が寝ている間に来た留守録をチェックすると何者かの声が入っています。


実はこの声の元の人は電話をした時間に虐待死しており警察が来ますが消してしまい説明できません。


また同じ時間に電話があり警察に話し調べてもらいますが誰も電話をしてないようです。


このあとは怖くなり電話の電源を切りますがそれでも電話がかかってくるようになってしまいます。


この電話を嫌疑不十分で釈放された虐待男の元に置いてきて着信した男は殺されます。


警察が来ますが主人公が突っぱねますが結局主人公の怨霊が登場しエンドです。


これも都市伝説っぽく霊の逆恨み系ですがここでようやくちゃんとした幽霊が出てきます。


そんなには怖くは無いですが理不尽系のエピソードをしてはいいんじゃないでしょうか。


⑤廃屋に取り憑いた地縛霊


アイドルの投稿者が芸能事務所の仲間達とプロモーションの撮影で心霊スポットに来ます。


廃屋でのロケですが5人のアイドルの一人がこの家に入る事を気分が悪いと拒否ります。


投稿者が最初にドアを開けると一瞬座っている幽霊を見てしまいその後ちょくちょく幽霊が現れます。


アイドル達が襲われ始め投稿者達は逃げますが次々に襲われ投稿者一人になります。


最後は投稿者も襲われ始めエンド…、あれ?投稿者も襲われているじゃん。


その締めをやるにはちゃんと丁寧に描写しないといけないのにこれじゃ支離滅裂ですな。


せっかく本格的にホラー要素が強くなったエピソードなのだから最後までしっかり作って欲しかったです。


⑥血染めのボタン


投稿者が有給休暇を取って母親と出かけますがそこに引きこもりの兄貴に合い就職で口論になります。


その後無くしたボタンを探している兄を見つけどうやら兄が母親を殺したらしいです。


主人公と話をしていた母親はすでに死んでおり投稿者に迷惑をかけるであろう兄を殺します。


そして主人公に別れを告げてエンドですがこれははっきり言って都市伝説じゃないですね。


いい話っぽく見えますが結局迷惑な兄貴は殺されるので普通のホラーエピソードですね。



いきなりかなりレベルの低い吸血鬼コントを見させられた時は凄く不安になりました。


しかもレーベルがJVDと言う事ならば余計に心配になりますが案外普通に見られました。


去年見た前作よりも都市伝説っぽい内容なので前作よりは近くなっていると思います。


まあJVDなので天井が低くなっているため作品自体は出来がいいというわけじゃありません。


それでも見られるレベルなのでオムニバス好きな人は暇つぶしにいいんじゃないでしょうか。