「ｆｒｉｅｎｄｓ」元祖日韓共同ドラマ堪能しましたー

2002年　TBSとMBC共同制作

脚本　岡田恵和、ファン・ソニョン

ウォンビン、深田恭子主演

107分　全2話　U-NEXT

あらすじ

浅井智子(深田恭子)は同僚の裕子(矢田亜希子)と香港へ旅行に行く。裕子は彼氏に会うと言い、智子は取り残される。スリにあう智子は、犯人と勘違いした韓国人ジフン(ウォンビン)と出会う。ジフンの趣味である映画撮影に協力することになり、次第に仲良くなる。

  ドラマチックが止まらないっ！

出会いは最悪の2人がってやつですね。

20才の深田恭子が、髪パサパサでお肌荒れてて、眉毛細くて化粧濃くて演技も…ですが、ザ深田恭子で勢いがあって何故か見ちゃう。

ウォンビンは高校生のようにかわいい。デビュー当時の安藤政信のよう。

キッズリターンの頃

智子の智の漢字がジフンと同じ漢字という事で仲良くなるの、いいわ

お互いに「映画監督」「デザイナー」と見栄をはり、楽しいひと時を過ごす。

帰国してからはメールのやり取りで盛り上がる2人。

すぐに本当の職をカミングアウトするのも好感。

すぐ韓国語教室に通う智子です。

智子を思うデパート同僚に小澤征悦。

ジフンを慕う妹的ポジションにハン・ヘジン。

ハン・ヘジンが若くて清らかでお肌綺麗で(ウォンビンも！)

彼女の兄でジフンの友達がイ・ドンゴン。

ジフンに会いたくて再び裕子と韓国旅行へ。

こんな短期間にこんなに燃え上がるぅ？

純情すぎる2人と、邪魔するサブキャラ。

探し回る感じと映像の古さがカラオケビデオっぽいのは否めない。

やっと巡り合って、拙い韓国語で気持ちを伝える！

ノーハムハムチッスでした。

あと、何故か韓国俳優たちのセリフがわざとなのかテンポ遅め。演出のせいなのか。(韓国人同士で話すときも)

智子の語学教室で戸田菜穂が在日コリアン三世で、友達になるのですが。

色々無知な智子で、呑気に彼女のことを羨ましいなんて言うのよね。大変ねと同情されてもうらやましと言われたことがなかったわ、と。

ここでは在日コリアンが差別される話も出てきませんが、その後も彼女には韓国からだと旅費も大変だとか、学生のジフンはビザは簡単にはおりないことを教えてもらい、当時の国際カップルの大変さを実感する智子。

その後、映画祭目的で日本に来るジフン。

高崎映画祭？

高崎線が古いわ〜。

鈍行で智子の職場、新宿高島屋まで向かうジフン君。

新宿駅東南口でうろついて、

せっかく高島屋に着くも…。

この当時、PHSくらい持っていそうなものですが、とにかくすれ違います！

メールしても連絡なく、見兼ねた親友が代理でメールをくれます。彼の事を忘れた方がいい、彼は2年間軍隊へ行きます、と。

「え？軍隊？！」

心配する母は竹下景子、綺麗〜

「お母さん！お金貸して！私韓国に行くの！」

ジフンがせっかく日本に会いに来てくれたのに同僚に追い返された事とか、軍隊に行ったことで智子の感情の昂りはバグって、まさかの訓練兵なのに勢いで渡韓よ〜！

荒川良々みたいな門番の方の顔演技良かったわ。

つい日本語が出る智子に、え？日本から来たのっの頬の演技よ。

ジフンは親友にも日本人とは違いすぎるから友達くらいにしておけと言われ、現実を急に感じるようになるのよね。

何とか会話が許されて、

ジフンに別れを告げられて…

「私たちに、違い、なんてない」と憤る智子。

帰国して、

仕事も語学にも力を入れる智子。

別れても新しい世界を知ることができて良かったと。

ジフンも、智子と香港で会えなかったら映画諦めていたと。入隊中も映画の勉強を続けるジフン。

家業を継ぐつもりが、映画への情熱再燃。

2年後なんと！智子はソウルで働くことに。

ほんでまた偶然出会ってしまうのよー。

ジフンの誕生日会には突然親が来て、お通夜状態になり

保守的な両親としては、一人息子が映画の仕事をしてる事と、彼女が日本人という事にショック〜。

智子がいることで気まずくなったのですが、ジフンに後で謝る智子。智子のせいじゃないと言うジフンだげとさー、自分の親が急にきて智子が異国で辛い思いしたんだからお前がフォローしろよな。謝るのも日本ドラマぽくて、韓ドラのヒロインではまず無いわな。

そこから2人は喧嘩。親からの期待に関してはもう永遠に分かり合えない！

ジフンは喧嘩と思っていたけど、智子はあっさり帰国。また離れることに。

2話なんでね、そろそろ終わりだなあーと思ったら、

都合良く最後は映画で賞を取り、親も納得させて

智子を迎えに東京へ行くジフン。

クレーン使ったグルグルキスシーンでしたが

カメラは情熱的でもノーハムハムで、結合部分も静かなもんで

カメラだけやたら動いてとても変。

(最近の日ドラはどうなってるのかな？)

で、キスシーンで終わるドラマを久しぶりに見たっ！

こんなんだったかもー

おいおい、こっからが本番でしょう〜

秋夕とか耐えられるのか智子よ！がんばれ智子！

しかし、この智子というキャラなら大丈夫👌ってくらいメンタル最強なので、きっとお姑さんの方が大変だろうなっ。(ジフンの撮影の差し入れに自信満々で不味いいなり作って配って、韓国人に気を遣わせとった)

 韓国文化ポイント

日韓共同制作といって、韓国でどのくらい見られたのかは？ですが。日本向けに韓国の法事、跡取り問題や軍隊など絶妙に入れ込んでくれるドラマでしたっ。

日韓カップル付き合ったらこうなる！みたいな教本ドラマでした。

 2話で心の変遷表すドラマ

夢は映画監督だけどまだ何者でもないジフンが、親の言いなりで生きてきて。映画と智子を諦めない感じになる過程がじわじわと。優柔不断な感じしましたが、智子を守りたい気持ちが強くなる。この守る、とか男が幸せにするとかできるのか？とか、そんなセリフも22年前ぽかったですね。

夢がない智子はジフンと出会って勉強が面白く感じ、その勢いで韓国でツアーガイドの仕事までする。凄いパワフルなキャラでした。しかし、ツアコンになってから高校生たちの修学旅行前の説明会で韓国男子は優しくて強いからかっこいい、と高校生たちに話してて、おいおい

たったの2話でしたが、出会い序盤の恋愛要素はてんこ盛り。付き合ってからのアレコレは少なめ。

若くてかわいいウォンビンと深田恭子のラブストーリー、ツッコミつつも楽しく視聴しました！