JRA調教師の定年延長 検討すべきとの声 | ぐりぐり君の個人馬主ブログ

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調教師の定年延長は難しい?
例外なく70歳定年は、顕著な実績を残している調教師には早すぎるし、もったいないという声は以前から聞かれる。
そうした(世界)レベルで活躍している調教師が、ルールだからと一律に70歳で引導を渡され、可能性が摘み取られてしまっていいものかどうか。心情的なことだけでなく記録的な面でも残念だ。
世界を見れば70歳を超えても一線で活躍し続けるレジェンド的な調教師は少なくない。
優秀な人材にはできるだけ長く活躍してもらえるよう、実績に応じて定年延長は検討されてもいいのではないだろうか。

※今週の競馬ブック「斎藤修の一筆啓上」より









JRAの調教師は70歳で定年となってます。
正確に言うと70歳を過ぎて迎えた直近の2月末まで。
1989年にこの定年制度が導入されました。
「高齢の調教師がなかなか引退せず世代交代が進まなかったために、当時の調教師会が自主的に提案したもの」と言われてます。
馬房数が限られてるのに上がなかなか辞めなかったら、新しい調教師が出てきづらくなってしまいますからね。



JRAが定年制度を導入してから32年が経ちます。
今は当時とは社会情勢も変わってきてます。世の中を見ても国民の平均寿命が延びて70代でも現役バリバリで働いてる人はたくさんいるし、年齢で線引きするのは現状と合わなくなってきてるような気がします。
岡部幸雄元騎手は「今もなお好成績を残している調教師がやめてしまうのは、制度とはいえもったいない。特例を設けてもいいのではないだろうかと思うが…。」(週刊ギャロップ)とコメントしてます。
日本もこの先少子高齢化が進んでどんどん人材が減ってきます。そろそろ定年引き上げを検討する時期に入ってきてるのではないでしょうか!?