ワールドプレミア初年度産駒が皐月賞V
新冠町の優駿スタリオンステーションで種牡馬として繋養されているワールドプレミア(牡10歳、父ディープインパクト)は4月19日、中山競馬場で行われた皐月賞において産駒のロブチェンがレースレコードで優勝し、本邦初年度産駒からクラシックウィナーを送り出す快挙を成し遂げた。
本邦初年度産駒の皐月賞制覇はグレード制導入の1984年以降、ジオグリフによる2022年以来、4年ぶり8頭目の大記録。
事務局の(株)優駿は「ホープフルSを優勝したときから反響が大きく、種付けシーズンに入ってからは昨年を上回るペースで繁殖牝馬が集まっています。一般的にステイヤーの産駒は仕上がりの面で懸念されがちですが、2歳GⅠに勝ち、今度は皐月賞をレコードですから、従来のイメージを覆す活躍をしたことで新たな可能性を見せてくれました。距離が延びるダービーへの期待が膨らむ大きな勝利でした」と声を弾ませていた。
※今週の競馬ブック「日高通信365」より
ワールドプレミアの種付け頭数と種付け料
2022年 53頭 (50万円)
2023年 41頭 (50万円)
2024年 33頭 (50万円)
2025年 24頭 (50万円)
2026年 ?頭 (50万円)
※種付け料は受胎条件

クラシック効果でやはり人気が急上昇してるんですね。
今週のギャロップには「ワールドプレミア自身、今年の種付けは順調で、昨年以上の交配頭数となっています。皐月賞後の反響も大きいです」との優駿事務局のコメントが載ってました。
ワールドプレミア自身は現役時代に菊花賞と天皇賞春のGⅠ2勝。ステイヤーでスピードのない種牡馬と思い込まれていた部分もあったため今回の中距離GⅠでのレコード勝ちは衝撃でした。
よく考えるとワールドプレミアはディープインパクト産駒で決してスピードがなかったわけではありません。勝ち鞍だけで判断して長距離馬=スピードがないとすぐ認定してしまうのがよくないと思います。
そういう意味ではフィエールマンは同じディープインパクト産駒で似た雰囲気があります。
今のステイヤーは昔と違ってスピードを持っている、そもそもスピードがなければ現代競馬では通用しないということに気づかされた今回の出来事でしたね。



