三井寺駅から京阪電車に乗って、石山寺駅で降りました。
湖南のもう一つの大寺、石山寺でございます。
規模も交通の便も三井寺とさして変わらないのに、石山寺の方は拝観客が大勢おりました。
大河ドラマ効果かしらん。訪れた11月はまだドラマ始まる前ですが。
以前天井に頭をぶつけた「くぐり岩」、この日は通れませんでした。
「本日 足元すべりやすく 転倒の恐れがあるため 立入禁止」 だそうです。
残念。 ってまた頭をぶつけたいのか?
石山寺にお参りするのは3度目です。
前回は2016年。33年に1度の本尊御開帳期間中でした。
そういえば1度目も2度目も、境内の一番奥まで行けていません。時間がなくて途中で引き返しております。
(リーフレットより)
三井寺も広いけど、石山寺もかなりのものよ・・・。
しかも高低差があります。
登ったり下りたり、さすが「石山」寺。
本堂。
平安時代の内陣と、安土桃山時代に改築した外陣でできています。
この少し前に、東博の「やまと絵」展で石山寺縁起絵巻を見たので、絵巻に描かれた室内を思い出していました。
かの紫式部はここで源氏物語を執筆したとか。
紅葉は少し進んでいますが、見ごろはまだ先。
懸崖(けんがい)造りの舞台からだと、モミジの枝先が目の前で見られます。
それにしてもスーツ姿の男性、出張で時間が余って観光してるんでしょうか?
いいなぁ~出張で見仏できてぇ~。(ホントにそうなのかは知らない)
本堂の内陣を拝観するのは、別料金がかかります。
御開帳中じゃないしってことで、内陣はパスして、先へ。
多宝塔には快慶作の大日如来がいらっしゃる♪
そして未だ足を踏み入れたことがない、奥のエリアへ。
階段状に石庭?があって、奥に大きなお堂が見えます。
「光堂」だそうで、こちらも懸崖造り。
中に入れないようですし、上まで行く元気がないので、ちらっと見て次へ。
そして最後に庭園がありました。
滝あり川あり。広かったです。半分自然の中みたいな庭園。
3回目の参拝で初めて、境内全域を踏破しました。
つづく