↓風雲ライオン丸 第20話より
風雲ライオン丸もいよいよクライマックスに突入!
その導入となるエピソード、第20話です。
獅子丸「私はあの巨大なマントル一族の力にどうしたら勝てるか、そればかりに心を奪われていた。 そんな迷いが心にあっては、どんな相手にも勝てはしない。
その迷いを、たった今、虹之介が振り払ってくれた。
志乃さん、あなた達は秋の十字架を探しに行くといい。
虹之介、志乃さん達と一緒に行ってくれ」
思い悩むよりもまずは行動、と、獅子丸はマントルの支配する西の国へ再び向かうこととした。
獅子丸「虹之介……世話になったな。
志乃さん、三吉、縁があったらまた会おう!」
そう言い残すと、獅子丸は一人、去って行った。
マントルに、再び戦いを挑むために!
↓風雲ライオン丸 第20話より
と、その獅子丸に突如襲い掛かってくる謎のくノ一。
彼女こそ、甲賀ふくろう隊の棟梁であった。
マントルとの戦いでふくろう隊は彼女を残して全滅。
しかし、マントルとの戦いを続けるためには腕の立つ仲間がどうしても必要。
そこで、腕試しの為に獅子丸に襲い掛かったのであった。
↓風雲ライオン丸 第20話より
獅子丸「しかし棟梁。今たった一人になったと言ったが、虹之介がいるぞ」
棟梁「え? あの七色虹之介!?」
別行動をとっていた虹之介のことを、てっきりもう死んだと思っていた棟梁。
棟梁「……そうですか、虹之介が生きていたんですか」
獅子丸は、改めて一人、西の国へ向かおうとするが、棟梁はそれをあまりに無謀だと止める。
それよりも、マントルの秘密の手掛かりとなる 春、夏、秋、冬 の文字を記したものを揃えるべきだと。
春の短刀と、夏の櫛は、今、志乃達の手元にある。
あれは志乃達の父の行方の手掛かりではない。
マントルの秘密の手掛かりだったのだ!
怪人ゲジムもそれを知っていて……!
獅子丸「しまった! 離れるんではなかった!」
↓風雲ライオン丸 第20話より
はたして、志乃達はマントルの軍団に襲われていた!
志乃、三吉を守って一人奮闘する虹之介。
しかし、多勢に無勢な上、強敵・怪人ゲジムが迫る。
絶体絶命……
↓風雲ライオン丸 第20話より
その時!
↓風雲ライオン丸 第20話より
ライオン丸「ライオン丸 見参!」
か、カッコいい……!
シリアスなドラマに作品が偏重し、ヒーロー物としてのカッコ良さや爽快感がやや弱いとされている本作だけれど、ここ一番の決め時は、やはり抜群にカッコ良く演出されている。
姿を見せず、ライオン丸 見参!の声だけが高らかに響いたかと思ったら、空中回転、そして疾走する足を映すという演出。
変身ブーム真っただ中の作品にあって、クライマックスで変身シーンをオミットしてしまうというあまりに大胆な演出。
にもかかわらず、肩透かしどころかこの盛り上がりはどうだっ!
このスピード感がたまらん。
バシャバシャと立ち上がる水飛沫がたまらん。
で、同じカットでグイっとズームバックして地虫忍者群との乱闘シーンへ突入。
ここでも飛び散る水飛沫が滅茶苦茶カッコいい♪
↓風雲ライオン丸 第20話より
ライオン丸に続き、ふくろう隊棟梁も駆けつける!
虹之介とのコンビネーションで、地虫忍者群をバッタバッタとなぎ倒す!
↓風雲ライオン丸 第20話より
ライオン丸「ライオン風返し!」
爆散して果てるゲジム。
本来の実力では、ライオン丸が苦戦する相手ではない。
↓風雲ライオン丸 第20話より
春、夏、秋、冬 の文字を記したマントルの手掛かり。
次に探すべきは、秋の十字架。
そして、残る「冬」の文字を刻んだものとは、一体何であろうか……?
というわけで、話はここからクライマックスへと突入していきます。
獅子丸が落ち込んだ時には「またこんな鬱展開!? どうなってしまうんだ? この番組は」とか思ったりもしましたが、最後まで観ていると、なかなかに爽快感ある一編に仕上がっています。
……まぁ、これで、番組ムードが明るくなるかと言うと、
そうじゃないんですけどね(笑)
おまけ
昔作ったやつ。
ブログの内容とは、全く関係がありません。