全国自主制作アニメーション上映会（第6回上映会）の感想です。
↓今回出した作品の1カット
（つづき）
・ドライビングスクール
クロシロと同じサークルが出してきたとは思えぬほど、こちらは明るくはっちゃけた「ノリ」で押し通してくる作品。
いや実際ノリが良かったです。
このキャラクターなら、ドライビングスクールに限らず、どこを舞台にしても明るく楽しい作品が色々作れそうですね。
・女子大生マリサ
（やや辛口評なので、ご注意ください）
アニメーションはしてくれなかったのですが、止め絵、立ち絵の上手さは抜群。
いやホント、「上手い！」と思わされました。
ただ、お話の方は起承転結の「転」が弱く、やや盛り上げ不足を感じました。
……珍しいかも。
私の知る限り、上映会に出てくる作品って「起承転結」の「承」が弱く、「転」にスタッフが全力を注いでいるものが多いんですよ。
パパ活を止める決心を固めるまでのドラマに、もうひと盛り上がり欲しかったかなぁ。
再会した父に、「許してほしかったら、いうことを一つ聞いて」みたいな感じで無理難題をふっかけ、それに一生懸命に向かう父の姿を見て、許す気になる、みたいな。
いやそれにしても、キャラ絵は上手。
・とある科学の工業少女
これ、殆どこれまでに作品制作経験のないメンバーで作ったって上映前コメントで言ってましたっけ？
それでこのクオリティの物が出来てしまうのか～。
何というか……サークルの持つ基礎力というか、これまでに蓄積されてきている土台の力というかを感じますね～。
・ふたりべやショーケース
作品観賞中、思いっきりトチ狂った誤った予想をたててしまったんですよ。
洗濯物を干している時、パンツが男物だったでしょう？ なので、
「そうか、これ、この娘の正体は男！ というオチか」
と思ってしまったんです。
いや、盛大に外しました（笑）
この作品も、基本、作品制作経験のないメンバーによるものなんでしたっけ？
それにしては脚本、演出はそつなくこなされていたように感じました。
オチまで観ると、なるほどタイトルが伏線になっていたのねと気付かされ、その点もなかなかそつない出来。
動いているカットの動画枚数はもう少し欲しかったところか。
（つづく）
自作について……
「ええい、直している時間がない以上、今出来た動画ファイルを提出することしかできないんだ。下手に観てしまってミスを見つけたりしたら悔いが残るから、いっそのこと観ないで提出してしまえ」
という謎の判断をした私。
その時点では、帰宅したら（別に再提出するわけじゃないですが）一応出来上がった作品を見ておくつもりだったんですよ。
が、帰宅しても、あまりの眠気に、その日観ることは断念。
もうそうなってしまうと、どこか気持ちも冷めてしまって
「いっそのこと、一度も観ずに会場に行ってみるか」
という、さらなる謎の決意を固めてしまったのでした。
おかげで、妙な緊張感をもって会場での作品上映に臨むことが出来ました（笑）
おまけ
昔作ったやつ。
ブログの内容とは、全く関係がありません。