秘密戦隊ゴレンジャーから
第20話「真っ赤な死闘! 日輪仮面対アカレンジャー」
です。
↓昔描いたゴレンジャー。ううっ時間があれば描き直したい……
(続き)
捕らえられ、十字架にかけられ、処刑を待つばかりの新命達4人。
大岩「無念たい。このままやられたくなか」
新命「落ち着け。 ……アカが助けに来る」
う、うおお……。
日輪仮面の罠を警戒していた割には、結構あっさりと新命も捕まってしまったよな~という気がしなくもなかったのですが、この新命の台詞で、
なんかそれもどうでもよくなってしまいました。
そうなんです。
完全に対立していたにもかかわらず、新命は、海城が助けに来ると確信しているのです……!
大岩「なぞなぞばしながらゴンのカレーば食いたいのう」
明日香「なぞなぞといえば大ちゃん、羽の生えた椅子はなんだか知ってる?」
大岩「羽の生えた椅子のう。 なんじゃらほい?」
ペギー「なんじゃらほい?」
新命「なぞなぞですか……」
明日香「お答えします。羽の生えた椅子はウグイスです」
大岩「ウグイス?」
明日香「そう」
大岩「ハハハ……。なるほどのう」
この、もうすぐ処刑される、という場面での、ゴレンジャーの余裕の態度、と同時に、やはりどこか「もう助からないという悲壮感」もちゃんとあって、という雰囲気!
実にいいです。
日輪仮面「こんな時に笑えるとは大した度胸だな。フフフフフ。
だがアカレンジャーは私が倒した。助けには来ないぞ」
新命「なんだと?」
アカレンジャーを倒した。
それこそ、日輪仮面の勝利宣言であった。
が、正に次の瞬間、レッドマシーンに乗ったアカレンジャーがそこへ駆けつける!
日輪仮面、大恥、いや、赤っ恥である。
日輪仮面「ぬううう~、おのれアカレンジャー!!」
必殺の日輪ファイヤーが火を噴く!
爆発の中を、一直線に走り抜けてくるレッドマシーン!!
さらに、上空からはバリブルーンが。
操縦するは、江戸川総司令。
バリブルーンから降り立ったイーグル諜報員008と009により、4人は救出された。
いや、何がカッコいいってね、日輪ファイヤーの爆発の中を駆け抜けるレッドマシーン。
走る進路上で、手前で爆発が起こって、その爆煙の中から姿を現すって……
走り抜けたマシーンのバックで爆発が起こるんじゃないですよ?
手前で爆発が起こるんですよ!?
つまり、バイクスタントの方は、仕掛けてある火薬目掛けてマシンを走らせ、マシンがそこに到達する直前で特効の方は点火して、マシンはそこを駆け抜けるってことをやっているんでしょう?
すげぇ……。
再び激突するアカレンジャーと日輪仮面。
そこへ4人の仮面戦士が集う!
アオ「アオレンジャー」
ミド「ミドレンジャー」
キ「キレンジャー」
モモ「モモレンジャー」
そして
アカ「アカレンジャー」
5人の無敵の戦士が、揃った!
アカ「5人揃って」
5人「ゴレンジャー!」
今回、4人が名乗っている時、アカと日輪仮面はまだ戦闘中。
で、4人が名乗り終えると、アカはいったん戦闘を中断して、トイヤッとジャンプ。
一段高いところに着地し、一拍おいて、「アカレンジャー!」と名乗る。
毎回やっている名乗りシーンゆえ、いつもは一番最初の筈のアカがトリだったり、アカと仮面怪人の戦闘中に他の4人が名乗ったり、といった変則パターンが、グッと「いつもとは違う感」を醸し出し、いつも以上のクライマックス感、を盛り上げる。
戦闘兵ゾルダー達は、たちまちの内に倒された。
残るは日輪仮面ただ一人。
アカ「俺に任せてくれ」
アオ「アカ……。気を付けていけよ」
日輪仮面 対 アカレンジャー
今度こそ、最後の対決の時はきた!
(続く)