もうすぐ都知事選ですが(その2) | 無敵動画堂高田のブログ

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無敵動画堂 というサークルで、アマチュアアニメを製作している者が、アニメや特撮について語ります。

(続き)

 もうすぐ都知事選ですが……。

 ちょっとだけ、告示前に愚痴っておきます。

 

 ちょこちょこ、小池百合子の前回の公約「7つのゼロ」の未達成ぶりを責めようという動きが見られますが……。

 悪手だなぁ、と思っています。

 

 じゃあ、小池都政に反対している立場の人は、どうしたらいいの?って。

 私個人の意見としては、

小池さん本人、周囲の議員や秘書、小池都政で被害を被った人ではなく、得をした人

 そういった人達の、人となり、生活、そういったものを取材して、その人達の人物像を、素直に、ストレートに世間に見せてあげればいい。

 スキャンダル探しをやれっての? って?

 違います。

 スキャンダルなんか、必要ありません。

 その人達が、どういう人なのか、どういう生活をしているのか、どんな仕事ぶりなのか、普通に、ルポすればいい。

 

 築地から豊洲への移転問題で、小池さんは「築地は守る。豊洲は活かす」と言っておきながら、あっさりその約束を破り、「築地閉鎖、豊洲移転」を強行したわけですが

小池さんを責める側は主に、これにより被害、損害を被った方々、裏切られた方々、豊洲の問題点を取材し、報じてきているわけです。

 もちろんそれは重要ですし、本音を言えば、もっときちんと報道されなければいけないことなのでは、と思っています。

 でも、もし、都民の心に「小池都政に対しての怒り」の火を灯したいのであれば、これによって利を得た者の、人となり、人物像、生活を、ルポした方がいいと思うのです。

 誇張したり、変なネガティブキャンペーンは必要ありません。

 いや、むしろ、絶対にやってはいけない。

 普通に追っかけて、普通にインタビューして、

 嘘偽りのないありのままの彼らの姿を、ちゃんと見せてくれればいい。

 

・公約を守れ!

・悪政のせいで、こんな被害者が出ている。これは正さなければいけないでしょう!?

というタイプの訴えは、それを受け取る側に、

「その通りだ! より良い政治を目指そう!」

という「正」のエネルギーが残っている時にしか通用しない手ですよ。

 もう、都民にそんなエネルギー、残っていませんって。

 枯れ果ててますよ。

 

 でも、まだ、どす黒い嫉妬にまみれた「負」のエネルギーは、若干残っている気がするんですよ。

 

 多分、小池さんや、その周辺の人物の人となり、

 嘘偽りのないありのままの彼らの姿こそが、世間の怒りに火を灯す。

 

 希望の党がこけたきっかけとなった「排除します」発言は、別に小池さんに対するネガティブキャンペーンだったわけでもなく、小池さんが正直に自分の本音を晒した結果、人々が怒ったわけでしょう?

 

 用意されたシナリオ通りに演じている姿ではない、ありのままの彼らの姿。

 都民に見せられるべきは、これだと思うんですけどね……。