銀河旋風ブライガー その148(第39話「ABAYO(後編)」(その5) | 無敵動画堂高田のブログ

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無敵動画堂 というサークルで、アマチュアアニメを製作している者が、アニメや特撮について語ります。

 

 

 先日ブログに載せたブライガーの顔、折角描いたので、清書して色を着けました。
 ブログの見た目を派手にするため、貼っておきます。
 
 
(続き)

 ヌビアの計画通り、木星は大爆発を起こし、カーメンはその炎の中へ消えていった。

 保護スクリーン作戦も、無事成功。地球と人類は、辛うじて数われた。

 戦いは終わった。

 さて、J9はこれからどうする……?

 

アイザック「地球は救われた。故郷に帰るのもいいだろう……。

 私は戻らん。

 ラスプーチン達は、太陽系の外宇宙、バーナード星方向に旅立ったそうだ」

キッド「バーナード星方向へ?」

アイザック「地球のフライバイ植民隊が、外宇宙との交信の為に、

10万人の宇宙コロニーを作っている所だ」

お町「フライバイ?」

アイザック「ああ、片道燃料だけを積んで、太陽系とおさらばしたフロンティア達だ」

ボウィー「片道燃料だけなら、この子猫ちゃんでもかなりの所まで行けるぜ?」

 無言で頷き合う一同。

 誰の表情にも、迷いはない。

アイザック「どうやら話は決まったようだ。

 私達も早速、フライバイといこうか!

一同「イエィ!

 そしてJ9を追う、ポンチョ。

 彼もしっかり生き残っていたのだ。

 黄金と、美しい女性達に囲まれながら……。

 

 太陽系から外へ、遠くへ、さらに遠くへ……!

 旅立つJ9!

 

↓youtubeにて発見! 名曲ですなぁ。

 

 はじける若さがあるから、俺達は立ち止まるのは御免だ。

 たぎる情熱に身体ゆすって、ただひたすらに走り続ける。
 振り返る過去はいらない。
 明日はいつも激しい輝きを見せて、俺達に挑んでくる。
 不安と、期待と、絶望と希望と、めくるめく変幻自在の波のタピストリー。
 明日。
 彼方に待ち受けるのは何だ?
 広がる彼方見つめつつ、俺達はただひたすらに明日に挑む。
 振り返るのは御免だ。立ち止まるのは御免だ
 あふれる情熱は若さの片道切符。
 命握りしめ、ただ行くだけさ。 OhYear!
 ABAYO FlyBye!
 縁があったらまた逢おう。

 ABAYO FlyBye!
 時には俺達のこと思い出してくれ。

 ABAYO! 

(レコード:銀河旋風ブライガー VOL.2 J9 HARD SERENADE より、キッドの台詞)

 

 いやもうね、何と言うかね、スタッフには、最終回の……いや、この作品のラストシーン、どうしたいか、という事について、明確なイメージが出来ていたんですな。早い段階で。

 まさにこのシーンの為に作られた曲をバックに、各キャラクターの決め絵が入るイメージシーンで締め。

 どうです? こういうの、カッコいいでしょう? と、

 スタッフは視聴者に問うているのだ。

 そして、ファンはしっかりとそれを受け止め「カッコいい!」と返した。

 

 リアルロボット物の大流行の中、それ等とは一味違う、

 プロフェッショナル達が洒落た会話を交えつつ活躍する姿を描く

 という作風は、子供向けスーパーロボット物ともまた違うかたちで、しっかりと

アニメファン層の心をつかんだ。

 

 主に、女性ファン層の開拓という意味で、本作と、ゴーショーグンの功績は計り知れない。