銀河旋風ブライガー その109(第30話「殺るのは奴らだ(前編)」(その1) | 無敵動画堂高田のブログ

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 先日ブログに載せたブライガーの顔、折角描いたので、清書して色を着けました。
 ブログの見た目を派手にするため、貼っておきます。
 
 
 実に久しぶりです。ブライガーについて書くのは。
 その位、一旦上映会用の作品制作に集中すると、他のことに割く時間が無くなり、録画の消化が出来なくなり……ということになり、それを取り戻すには、数ヶ月必要なんですなぁ。
 昔は、週休二日だったから何とかなっていたのが、今の生活ではそれは全くどうにもならない、ということが、どうにもこうにも完全に確定事項で、悔しくてたまらない。
 まぁ、それはともかく。
 
 ブライガーという作品、
 一般的「売り文句」としては、
「ロボットアニメ版・必殺仕事人」であり、なおかつ、「ロボットアニメ版・痛快無国籍アクション」である。
 「ロボットアニメ版・ルパン三世」の方が「仕事人」よりも、イメージに近いだろうか。
 一般的「売り文句」としては。
 
 そして、第1話がそのフォーマットにのっとって作られており、かつ、非常に出来がいいものだから、視聴者にもその番組イメージは、かなり強烈に刷り込まれた。
 でも、実際に番組を視聴してみると、メインキャラクターたちの過去や、恋に関するエピソードが非常に多く、かつ、いずれも少し悲しいムードに彩られており、
「ロボットアニメ版・アメリカングラフティ」といったイメージの仕上がりの作品になっている。
(あくまで個人的なイメージによる例えです。作品のエピソードなどが相似形なわけではありません)
 
 そんな本作、この後の番組のクライマックスは、
「仕事人」でも「痛快無国籍アクション」でも「ルパン三世」でも「アメリカン・グラフティ」でもない、
「他に類を見ない、SFアクション・ロボットアニメ」
となっていくのですが、
そんなクライマックスに突入する前、あえて本来の「一般的売り文句」である「ロボットアニメ版・痛快無国籍アクション」をちゃんとやって、ケリをつけておこう(?)といった感のある前後編です。
 この30、31話というのは。
 
 結果、いやぁ、折角の前後編なのに、「カルナバルの嵐(27、28話)」とか「水星大抗争(35、36話)」とかに比べて、印象が薄い薄い(笑) 
 
アイザック「ポンチョのコールに似ているが、微妙に違うな……」
 J9基地に入ったコールは、ポンチョではなく、別人からのものであった。
 一体誰が、どうやって、この暗号コールを手に入れたのか? それを探る為にもコールに応答したアイザック。
 コールサインの送り主は、それをポンチョの別荘隕石で手に入れたという。
 本来彼は、この後ポンチョからJ9に紹介されるはずの依頼人だというのだ。
アイザック「筈だった、とは?」
チャーリー「つまり、ポンチョの別荘で落ち合い、君達のところへ行く約束だったんだ。
 私が付いた時には何者かに連れ去られた後だった」
お町「あらぁ、じゃ、お仕事の前にドジ踏んじゃってるわけ?」
 そんな風に言われてしまっては身も蓋もないが、それだけ、情報収集と行動力に優れた強敵が動いているということになる。
アイザック「ところで、君は何者だ?」
チャーリー「チャーリー・ウォン。D・C・G・Oの者だ
 D・C・G・O……! つまり、太陽系のGメンである。
 大きな事件の匂いがした。
(続く)