CSで、亜空大作戦スラングルが始まった。
まぁ、マイナーな作品ではあるが、別に全然ソフト化されていない、とかそういうのではないので、観ようと思えば、普通に視聴可能な作品ではある。
幻の……とかじゃなくて、純然たる、人気の無さゆえのマイナーぶり、なのです。
手元に私は持っていなかったので、今回の放送は喜んで全話録画する気満々である。
(レンタルでの視聴は、金がかかって、いかん)
亜空大作戦スラングル DVD BOX 1
25,920円
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亜空大作戦スラングル DVD BOX 2
32,400円
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内容は、スパイ大作戦……というより、今の人には ミッション:インポッシブル といった方が、通じますね。
とにかく、それのロボットアニメ版です。(特に番組前半は、その色が濃い)
シリーズ構成がJ9シリーズと同じく山本優さんで、制作会社も同じ国際映画社、音楽担当が同じく山本正之さんなので、ハッキリ言って、作風は滅茶苦茶J9シリーズに似ています。
J9と大きく異なるのは、デザインライン、でしょうか。
メインキャラクターデザインが天野喜孝さん で、濃い。とにかく濃い。
リーダーのチャンスは、主役級キャラとは思えないむさくるしい顔とムキムキボディで、髪型は少女を思わせる(?)おかっぱ(に近いイメージ)。
もう一人の主役というか、ヒーロー格キャラのジェットは、顔とかは普通のヒーロー顔だが、メインの服装が全身ぴちぴちのレオタードスタイル。首回りが大きく開いていて、何というか、鎖骨を見せるな、鎖骨を……。
(番組前半の)ヒロインのセクシィは、まぁ、デザインラインは普通の(?)色っぽいヒロインラインだが、とにかく作品内で披露するお色気が過剰! やたら色気を振りまくのです。
とまぁ、こんな調子で。
で、メカも、J9とは大きくイメージが異なる。
J9は過剰なまでに玩具じみたというか、非リアルロボット物的過剰装飾ロボ(笑)だったのに対し、こちらは、シャープでスタイリッシュなライン。
それでいてプロポーションは、いかつい巨漢型。というか、ゴリラ型。
ヒーロー然としたスーパーロボット物とも、現実の兵器のラインを取り入れたリアルロボット物とも違う、スターウォーズとかに出てくるようなSFメカをスーパーロボット寄りにしたライン、なのです。
今見ても、(メインメカのデザインは)どれも結構カッコいいと同時に、(キャラクターデザインとは真逆で)濃さがなく、薄味に見えてしまうんですよね~。
何と言うか……ケレン味が足りんのですよ、ケレン味が!
でも、シャープでカッコいいです!
作風は、前半と後半で大きく異なるのですが、とりあえず一貫して、結構アダルティ。
そういうのが好きな人は、マジで結構楽しめると思いますよ。
J9シリーズほどの人気を得られなかった理由は……。
やっぱキャラデが濃すぎた、のが理由じゃないですかねぇ?
女性ファンが好むラインじゃないと思うんですよねぇ……。
とりあえず、OPの映像を見つけたので貼っておきます。
どんなキャラデとメカデだったのか、ぜひご確認を。
OPからして、独特で、濃いですよ。
必見!!