宇宙戦士バルディオス その108 第31話「失われた惑星」その3 | 無敵動画堂高田のブログ

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(続き)
 亜空間レーダーが、信じられないものをキャッチした。
 亜空間エネルギーの燃料、アルデタイトで出来た星=アルデタイト星。
 たとえ惑星の欠片レベルでも手に入れれば、バルディオス級の亜空間メカを量産できる……!
 しかし当然、アルデバロン側も、手に入れようと狙って来るに違いない。
 バルディオス、出動!!
 そしてそれを見送るジェミーに、クインシュタインは
クインシュタイン「ジェミー、貴女に見せたい物があります」
 クインシュタインの言う、それこそ……白鳥を思わせる、
ジェミー専用のメカ=ジェミーメカであった

 アルデタイト星を利用可能にするためには熱を与える必要があり、太陽の近くまで運ぶ必要があったのだが、出撃した3大メカには手に余る仕事であった。
 そこへやって来たジェミーメカ、牽引ビームを発射し、アルデタイト星を移動させ始める。


 ……一体マリン達は何をしに出撃したのか……。
 そしてこんな凄いメカを秘密裏に開発していたクインシュタイン。
 ……今回の状況は、全くの想定外の事態の筈。
 何故、バルディオスですら手に余る小惑星を牽引してしまう程の超メカを作っていたのか
……皆に秘密で(笑)
 今回は色々謎が多いのです。

 ジェミーメカの活躍で、アルデタイト星は太陽へ向かう軌道に乗った。
マリン「見事だ。ジェミー、君が星にかけた願いが分かったよ」
ジェミー「(ある期待で、笑顔で)え……?」
マリン「メカを操縦する事。願いが叶ってよかったな!
ジェミー「もう……バカ!」


 マリンの朴念仁ぶりは楽しいのですが、第28話では、ジェミーの自分に対する気持ちに、明らかに気づいた上で一線を引いていた様子でしたが……。
 今回は、全然気づいていない様子。
 実はこの「失われた惑星」は、当初の予定ではもっと早い段階で放送される予定だったエピソードで、それがシリーズ構成の組み直しの都合で終盤に回され、結果的に放送すらされなかった、そして後にDVDでようやく発表、という紆余曲折を経たエピソードなのです。
 なので、マリンのジェミーに対しての態度に一貫性が無いのは……ファンとしては、大目に見るべきかと

 太陽へ近づき、アルデタイトが燃料利用可能物質として安定を始めた。
 が、そこへ襲い来る、アルデバロンメカ=ドルカ。
 そのミサイル攻撃を受け、ジェミーメカは大破してしまった。
 このままでは、太陽の引力圏に捕らわれ、ジェミーは死んでしまう。
 救出へ向かうマリンのパルサバーンは、無防備だ! 

(続く)