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(続き)
さて、ここまでは本エピソード、「ジェミー編」といった感じだったのですが、クライマックスに突入すると同時に「アフロディア編」に切り替わります。
アルデバロンメカ=ドルカのミサイル攻撃を受け、ジェミーメカは大破してしまった。
このままでは、太陽の引力圏に捕らわれ、ジェミーは死んでしまう。
救出へ向かうマリンのパルサバーンは、無防備だ!
が、アフロディアは、パルサバーンへの攻撃を躊躇してしまう。
訝しがる部下達だが
アフロディア「我々の目的を、お前忘れたのか? アルデタイトの吸引を開始するのだ」
パルサバーン攻撃よりも、あくまでアルデタイト確保を優先せよ、という事で一応の命令の正当性は保っているように見えるが……。
当然、アルデタイト吸引が完了するよりも早く、ジェミーを救出したマリンは、雷太、オリバーに合流。
バルディオスに合体すると、ドルカを攻撃し始めた。
戦闘力はドルカよりもバルディオスの方が数段上で、とても勝負にはならない。
アルデタイトを地球側に渡すくらいなら……。
アフロディアは光波爆弾を発射。
アルデタイト星を爆破してしまった。
が、それは恐るべき結果をもたらしてしまう。
アルデタイト星の爆発により、超吸収空間が発生したのだ。
その吸引力により、水星と金星が軌道を変え始める。
地球にも、すぐに影響が出始めるのは必至であった。
地球を救う為、マリンに協力を要請するアフロディア。
ドルカとバルディオスで超吸収空間へ突入し、亜空間エネルギーを逆転させて、空間そのものを消滅させるのだ。
アフロディア「マリン、用意はいいか?」
マリン「ああ、いつでも始められる!」
互いに息の合ったところを見せ、超吸収空間を見事に消滅させるマリンとアフロディア。
事件が収束し……。
アフロディア「マリン、お前と敵として会いたくなかった……。
戦いは続く。お前を殺すまで……。 また会おう!」
マリン「アフロディア!」
その二人のやり取りを聞いていたジェミーは、マリンとアフロディアの間には、単なる敵味方、敵同士、とは違うものがあることを、感じ取っていた。
地球は救われた。
が、水星と金星は軌道を変え、衝突、消滅。
こうして、地球は太陽系第3惑星ではなく、第1惑星となったのだ……!
正直、今回はちょっと唐突感のある設定紹介や展開が多く、また、多くの視聴者が
アフロディアに付いて行きにくい
と感じてしまったのではないでしょうか?
とは言え、そのスケールの大きさ、そしてアフロディアがマリンに対しその態度が軟化している事をハッキリ示し、作品のラストが近い、というムードを盛り上げることには成功しているエピソードではないでしょうか。