2年ぶりに断食に行ってきました。今年で4回目かな?今回は断食が目的というより、鍼と温泉が目的です。鍼は飲酒を控えたほうが良いと聞いたことがあり、効果を最大限に得たいので断食に来ました。比較的安心して施術を受けられる鍼灸師さんもいらっしゃることも大きいです。
2泊3日の断食プランです。
1日目
出発の日の朝から食事はしません。前日は禁酒しました。年末から体調が優れず、行くのも億劫でしたが、杉で建てられた宿に到着すると、気持ちが上がりました。この日は断食施設からいただいた酵母ジュースと水分のみで過ごします。
幸いしてお願いした鍼灸師さんにも施術していただき、少し身体が楽になりました。
2日目
日の出を見に行き(冒頭の写真)、朝風呂に入りました。普段、この施設は朝風呂はないのですが、休み中なので特別です。断食あるあるの頭痛が出てきましたが朝の回復食(補食)でなんとか乗り切れました。
しじみのお味噌汁、あんまり得意ではないのですが、こちらのは美味しいです。ちょっと粒が小さくなったかな?
あとは17時の補食までフリーなので、大室山に行きました。たくさん歩きました。帰ったらまた、温泉普段は1日置きくらいの露天風呂もお休み中のせいか毎日やってくれていました。
小松菜・ところてん・けんちん汁です。小松菜がしゃきしゃきして美味しかったです。
この日の夜はなぜかホームシックにかかり、娘たちに会いたくなり、過度な不安が襲い、とても落ち着かず、頭痛も強く出ました。今まで、断食や仕事での出張でもこんな気持ちにならなかったのに、どうしたものか、まさかこんな気持ちになるとは思いもしませんでした。空腹よりもこの不安を乗り切るのが大変でした。
3日目
日の出を見に行き、朝風呂。早く帰りたい気持ちは変わりません。食べたいとかじゃないんです。娘たちに会いたい。
朝食です。全粒粉パン(料理長の手作りです)お魚はキンメダイ(ソースはトマトベースの味)でした。初めて来たときもキンメで、ソースが独特のやさしいソースだったのですが、あれ、なんのソースだったのかなぁ。
こちらの料理長さんのお料理は本当にていねいで身体にやさしく、美味しいです。初回に来た時から、来る度に、文字通り、台所事情が伺えてしまいますが、それでも工夫に工夫を重ねているのがわかります。
朝食の前に退所面談と言って、スタッフの方とお話をするのですが、その方がいつも笑顔で迎えてくださり、送りだしてくださいます。その方に、「スナック菓子に走ると、どんどん、生活が荒んでしまう。」スナック菓子をその時だけ食べて、おしまいにすればいいのに、どんどん悪い生活に行ってしまう。わかっていれば止めればいいのに、つい食べてしまう。と話したら、「わかります。」
「ストレスが溜まると安直に手に入る幸せに手を伸ばしてしまうんですよね。」
なんか、名言。納得。安直に手に入る幸せ‥‥確かに、心穏やかな日は料理長さんがつくみたいなお料理をやろうと思えるし、味も刺激的なものでなくても平気だし、同じ刺激的なものでも手作りで作っている気がします。
今年は少しでも心穏やかに過ごせるよう、コントロールできるようになりたいです。
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地震で被災された方々に1日も早く平穏が戻ってきますようお祈りいたします。
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