平成27年 五月場所 六日目
物事をうまく運ぶには、案外タイミングは大切です。
【くしゃみ2回はいい噂】
時天空「あ・・・、くしゃみが・・・。」
時天空「は・・・っ。」
時天空「丁度のところで、里山が来たから出なかったじゃないか。」
どうでもいいことですが、私のくしゃみはとびきりデカいらしいです。
おっさんのくしゃみに聞こえるそうです。
猫のようなくしゃみに憧れて、たまにサイレンサーモードに無理に切り替えると耳の調子がおかしくなるので、伊達のくしゃみはやめました。
出そうで出なかったくしゃみは、時天空の取り組みを予感させるものだったのでしょうか。
【満場一致】
「あ!」
時天空「今の見た人、手を挙げて!」
親方「ハイ!」
親方「ハイ!」
親方「ハイ!」
音羽山「さようなら~。」
これはまるで・・・。
「デジャブよね。」
まさに昨日の焼き増し。
時天空、足の裏の角質が厚くなりすぎてるんじゃないですか。
年取ると代謝が悪くなって、角質も厚くなってきちゃうんですよ。
舞の海さんがおっしゃるには、力士は本能で足の裏から土俵の感覚を感じ取るらしいですよ。
角質が厚くなって、土俵センサーが感知できなくなっているようです。
日々の稽古と同じように、足の裏のお手入れも大切に。
時天空「あ~しかし、またやっちゃったなぁ・・・。」
呼び出しさん「あの・・・良かったら。あちらにどうぞ。」
時天空「え~。でも俺、負けちゃってるのにさ~、勝った人みたいに偉そうに座っちゃ悪いよー。」
呼び出さん「いいえ、いいえ。どなたでも座れるお席なんですよ。」
時天空「そ~ぉ?、じゃぁ、お言葉に甘えて座らせてもらおうっかな。」
呼び出しさん「ささ、どうぞ。ゆっくり取組の疲れを癒して行かれてください。」
呼び出さん「・・・(負け残りなんだよ)」
あんなに悔しそうに・・・。
土俵での背中が、勝った、と言っていましたもんね。
昨日今日と体も動いて、土俵際の粘りもあるんだから、タイミングが合えば必ず白星につながります。
とにかく焦らず、慌てずに。
明日は先場所、会心の一撃をお見舞いした松鳳山です。
【どこの子】
徳勝龍「ママ・・・。」
徳勝龍「ママ!」
日馬ママ「・・・・・。」
徳勝龍「・・・。」
近頃おてもやんを封印している徳勝龍。
大関戦をすっ飛ばしての初の結びに登場。
固くなっていたでしょうか。
正攻法の相撲に変えているらしいですが、あの独特の土俵際の残り腰が加わって地力をつけると、日馬ママにとって厄介な存在になるかもしれません。
それにしても今日は再三怖い顔がアップにされました。
あの鬼のような形相。
画面越しに見ているだけでも縮み上がります。
あれだけ怖いと、鬼瓦のように災い除けになるかもしれません。
夢に出てきませんように。
おやすみなさい。