行司のブログ

行司のブログ

次に生まれたら行司になりたい、大相撲好きの
大相撲観戦ブログ

令和五年 五月場所 千秋楽

 

 

 

見事、千秋楽の一番を勝ち星で収めた照ノ富士。

 

14勝1敗の見事な復活優勝を飾りました。

 

大怪我、持病と幾度となく照ノ富士に襲い掛かる障害を、一つずつ不屈の精神で乗り越えながら掴み取った8度目の優勝に、多くの人が首を垂れる思いです。

 

 

 

 

 

ザワザワ

 

 

 

 

 

 

ザワザワ

 

 

 

 

 

 

おめでとう、おめでとう

 

 

 

 

 

 

 

 

「横綱!」

 

 

 

 

 

 

 

「おめでとうございます。」

 

 

 

 

 

 

 

 

照ノ富士「ハハハハ。」

 

 

 

 

 

 

 

 

照ノ富士「親方まで頭下げちゃってるよ~。」

 

 

 

 

 

あれは親方に非ず。

 

初土俵から3場所目の落合なり。

 

 

いや冗談抜きに、紋付姿の落合見てどっかの親方なんだって思いました。

 

だっていい塩梅のオールバックだし。

 

貫禄があるし。

 

黒紋付きは様になってたし。

 

あれが19歳とはお釈迦様でも思うまい。

 

 

しかし、十両の優勝争いは面白かったですね。

 

共に14勝1敗で迎えた、優勝決定戦の豪ノ山と落合。

 

本割で集中していた豪ノ山の目が雑念が払われた、とてもきれいな目をしていたのが印象的でした。

 

常日頃から雑念だらけの邪まな考えが渦巻いている濁った眼の私には、彼の澄んだ目を凝視することはできませんでした。

 

若く懸命な目って美しいですね。

 

 

そんな美しい目をした力士が来場所は幕内にドシドシと上がってくるようです。

 

佐藤アナは来場所の話をして、照ノ富士に窘められていましたが、私も佐藤アナ同様に今から来場所が楽しみでなりません。

 

 

 

放送はまさかの芝田山で締める千秋楽となりましたが、珍しく大関量産体制を目論む、舞の海と話が盛り上がったようで、愛想笑い溢れる放送席となりました。

 

 

大関の量産化計画がいいのかどうかは疑問に感じますが、今場所に昇進を決めた霧馬山のように、準備が出来た力士から順次昇進してゆくのでしょうから、そうわざわざ大判振る舞いすることもないと思われます。

 

初関脇で初技能賞の若元春。

 

千秋楽に会心の相撲で締めた大栄翔。

 

霧馬山にプライドを見せた豊昇龍。

 

これらの3人の中の誰かはきっと、今年中には大関の地位に座ることとなるでしょう。

 

さらには、琴ノ若、朝乃山も続いてゆくこともありえます。

 

いやもしかしたら、落合が髷も結えないままに今年中に三役に上ってゆくことだってあり得なくもなさそうです。

 

 

千年以上の歴史を持つ大相撲においては一瞬のような一場所も、間違いなく時代は移り替わっています。

 

 

 

時代は移り替わっても、相も変わらず代わり映えのしないのが、初日と千秋楽の協会ご挨拶。

 

今場所からコロナ関連の文言がなくなって、ノーマルバージョンとなっているようですが、誰が読んでもいつ聞いても、同じような中身に、間延びした読み方。

 

懐から毎回とりだす挨拶状も、先場所からの使いまわしじゃないのかと疑ってみたくもなるものです。

 

 

たしかに儀礼的な文章は毎度同じようなものになるのはわかります。

 

大体言いたいことは同じなわけで、早々新味に富んだ内容にはなり得ないことも理解できます。

 

別に同じにしたいわけでも無いけれど、いつの間にか毎回同じような内容になってしまう…。

 

もしかしたら、八角理事長自身も悩んでいるのかもしれません。

 

 

そんな時は、別の知恵を借りてきてはいかが?

 

いつも自分で、いつも同じメンバーで物事を考えていては新しいアイデアは浮かんでこないものです。

 

 

そこでお勧めするのが、今何かと話題のオープンチャットGPT。

 

文章などを作成するのに優れていると言われています。

 

僭越ながら、お忙しい八角理事長になり替わって、わたくしチャットGPTに千秋楽の挨拶をお願いしました。

 

文章のこまごまとした部分には間違いや、妙な表現はありますがこのAI、必ずや八角さんのお力になれると、わたくし確信いたしました。

 

 

以下その書き写しです。

 

 

 

===================

 

 

尊敬する大相撲ファンの皆さま

 

夏の場所千秋楽を迎え、心よりお祝い申し上げます。の大変貴重な瞬間に、皆さまと共にいられることを大変光栄に思います。

 

 

大相撲は、古くから日本の伝統的なスポーツとして根付き、その歴史と文化は私たちにとって誇りです。力士たちは闘志を燃やし、技を競い合う瞬間は、勇気と努力、そして魂を見せる瞬間でもあります。彼らの奮闘によって、私たちは感動を分かち合い、新しい可能性で胸を躍らせるのです。

 

この場所において、実力者たちの日々の厳しい稽古と努力の積み重ね、自分の厳戒に挑戦してきました。汗と涙が落ちる闘志の道は容易ではありませんが、彼らの一生懸命さと情熱は、私たちの限界です心を打ち、勇気を与えてくれます。彼らの戦いは、ただ個々の栄光だけでなく、相撲文化と伝統を守り続けるためでもあります。

 

また大変な世の中の中で、皆さまが大相撲を応援し続けてくださることに心より感謝申し上げます。皆様の熱い声援や熱い応援が力士たちに届き、皆様の力を引き出してきました。お客様にも、心から感謝申し上げます。大相撲は、力士と観客が一体となって立った協議であり、皆様の存在がこの大会の一層の盛り上がりを繰り広げました。

 

w田氏たちは今後も大相撲の魅力をさらに広め、広く多くの観客にその魂を伝えていきたいと考えております。日本の伝統として大相撲が、新たな世代に引き継がれ、未来に輝くことを願っております。

 

最後になりますが、ご来場いただいたお客様、ご支援いただいたファンの皆さま、そしてパワー士たちに心より感謝申し上げます。

 

 

 

 

===================

 

 

 

実際のやり取り画面です。

 

 

 

 

 

 

 

 

毎場所、理事長が読み上げるものよりも、人間らしさや大相撲への熱量を感じるのは私だけでしょうか。

 

 

 

 

 

理事長。

 

AIも大相撲が次世代に引き継がれて、未来に輝くことを願っていますよ。

 

パワー力士たちの未来のために、ひと汗もふた汗もかいて未来へバトンをつないでください。

 

それが生身の人間がなすべきことです。

 

 

力士と大相撲ファン 共に大相撲の未来へ。

 

 

 

それでは、また。

 

 

今場所もありがとうございました。

 

 

 

行司のブログ

 

 

令和五年 五月場所 十四日目

 

 

 

千秋楽を待たずして、今場所の優勝が決まりました。

 

 

 

 

 

横綱・照ノ富士、8回目の優勝おめでとう!!

 

 

 

春雄と鐵雄の優勝をめぐる一番は、横綱が貫録を見せつけて、最後は力でねじ伏せて寄り切りました。

 

 

場所前は本場所出場するかしないかで心配して、場所が始まれば膝の具合やら体調やらを、傍からアレコレ勘ぐっていましたが、終わってみれば、(いやまだ終わっていないけど)負けは明生への1敗のみ。

 

場所前は途中休場するんじゃないかと、勝手にハラハラしていましたが全ては杞憂。

 

取り越し苦労だったのかもしれません。

 

横綱、意外と仕上がり良かったんですね。

 

よかった、よかった。

 

本当に良かった。

 

あとは明日の表彰式を待つだけです。

 

 

 

 

 

 

 

照ノ富士「こっちの腕で、こう。」

 

 

 

 

 

 

照ノ富士「両手で、こう。」

 

 

 

 

 

 

照ノ富士「ヨシ…。賜杯は、こんな感じ。」

 

 

 

明日はその腕で賜杯を再び抱きます。

 

 

 

 

 

優勝は逃しはしましたが、大関昇進はほぼ確定した鐵雄こと霧馬山。

 

これはゴールではなく、スタート。

 

新たな出発点となります。

 

 

 

 

 

 

霧馬山「よし、行こう!」

 

 

 

 

 

 

 

霧馬山「土俵はこっちだ。」

 

 

 

 

 

 

 

霧馬山「あ…!」

付け人「どうしたんスか?」

 

 

 

 

 

 

 

霧馬山「道に迷った…。」

付け人「マジすか。」

 

 

 

 

 

人生は道に迷うことの連続です。

 

順調にいっていたかと思うと、いつの間にかわき道わき道へと逸れてしまい、迷路に迷い込むこともしばしばあります。

 

人生は大海を行く航海によくなぞられますが、航海になくてはならぬのが羅針盤。

 

人生にも羅針盤、指針をもって歩んでいきたいものです。

 

 

 

大海と言えば今日の解説・千代大海は前半戦の霧馬山の相撲も褒めていましたが、いやぁ~どうなんでしょうか。

 

そんな言うように、どんな形でも勝てる余裕のようなものは見えませんでしたが、素人には分らない部分でそう思わせると所があったのかもしれません。

 

そこら辺りの真偽のほどは、大関昇進後の霧馬山の相撲に委ねられてゆくことになるんでしょう。

 

でもファンの勝手な期待を言えば、霧馬山にはまわしを引いて横に食らいついての攻めや、頭を付けてじっくりと相手を崩していくような緻密な四つ身の相撲を、これからも見せてほしいと思います。

 

 

 

 

 

貴景勝もあの両ひざで耐え抜いてカド番脱出成功。

 

来場所はいよいよ東西の大関が並ぶ番付が復活しそうです。

 

その後も若元春や豊昇龍、大栄翔そして朝乃山らが続々と続いてゆきそうな、上位の番付も大変革の予感。

 

さらには十両から若く有望な力士が幕内に上がってくることも予想され、来場所の幕内は新世代の波が下からも押し寄せてきそうで、今から来場所が楽しみです。

 

 

 

横綱の重みと大関の厚み、関脇・小結の充実。

 

新しい力の台頭。

 

 

横綱・大関不在の場所を経て、今大相撲は大きく新陳代謝してゆきます。

 

 

 

あ!そうか。

 

まだ明日あと1日あるんだった。

 

明日はまだまだ続くよ♪

 

千秋楽♪

 

 

 

 

 

 

 

 

令和五年 五月場所 十二日目

 

 

 

 

 

古来より続く大相撲。

 

大相撲は慣用句として、私たちの暮らしに溶け込んでいます。

 

 

 

 

 

 

【ひとり相撲】

ベシ

 

 

 

 

 

 

 

バシ

 

 

 

 

 

 

ビシ

 

 

 

 

 

 

こいつ、マジつえー。

 

 

 

 

 

水戸龍、取り直しの一番負けてしまいましたが、お疲れさまでした。

 

コロナ禍の只中、水戸龍は通路奥の消毒液でよく熱心に手を消毒していましたね。

 

時折カメラに映りこむその姿に、あなたの意外な几帳面さを感じました。

 

 

 

 

激闘と言えば、互いに動きに動いて最後は珍決まり手「ずぶねり」を披露した宇良。

 

さすがの宇良も今日は唇が紫色に変わっていました。

 

無酸素状態を物語っていたのでしょう。

 

翔猿と宇良のスポーツマンシップと呼びたくなるような、土俵を駆け回る俊敏な動き。

 

小柄な力士ならではの面白さでした。

 

そして、両力士に負けまいと「ノコッタ」を鬼のように連呼する晃之助。

 

ノコッタの回数は、動きの速さに比例するようです。

 

 

 

 

 

場所も終盤戦に入り、ついに後半戦の土俵に姿を現した朝乃山。

 

 

やはりこの人の登場は午後5時過ぎ以降がよく似合います。

 

 

 

 

 

【道しるべ】

ガヤガヤ

 

 

 

 

 

 

 

……。

 

 

 

 

 

 

 

……。

 

 

 

 

 

 

くんくん。

 

 

 

 

 

 

 

あ…、大関の時の匂いだ。

 

 

 

 

 

 

 

大関時代の足跡を追って、かつて来た道をたどる朝乃山。

 

大関時代のマーキングのあとは残っていましたか?

 

 

しかし今日は、大栄翔に満点の相撲をとられて、なす術なし。

 

そうだった。

 

朝乃山は突き押しタイプがやや苦手だった。

 

元大関と言えども、今は大栄翔の方が大関には近い場所に位置します。

 

1年間以上のブランクを1日も早く埋めたい気持ちでしょうが、ここは一歩一歩あゆみを進めてゆくしかありません。

 

 

 

結びは若元春の挑戦を貫録の差で、寄り倒した横綱でしたがその後に膝を気にする姿が気がかりです。

 

元気よく土俵を飛び降りる姿に、一瞬よっぽど元気なんだなと思い違いをしそうになりましたが、あれは勢い余っての事だったのでしょう。

 

手堅く無事に、勝ち星を積み上げてここまで来ただけに、残り3日を何事もなく過ごしてほしいと願わずにはいられません。

 

 

 

 

霧馬山も3場所33勝ラインの、10勝目を今日決めましたがそれと同時に貴景勝のあと1勝が遠のいて、来場所が新旧大関の入れ替わりの場所となりやしないかと一抹の不安も感じる残り3日です。

 

 

 

 

 

 

令和五年 五月場所 十一日目

 

 

 

15日間満員御礼の垂れ幕が下がり続ける、国技館。

 

厄除開運 商売繁盛

 

大相撲の繁栄に縁起物の力ありです。

 

 

 

 

 

厚井「今日の放送の解説は」

 

 

 

 

 

 

厚井「元大関、豪栄道の武隈親方です」

 

 

 

 

 

 

厚井「え~、武隈さん・・・。」

 

 

 

 

 

 

 

厚井「……、お福さん?」

武隈「じゃないです。」

 

 

 

 

豪栄道、この髪型はなんですか?

 

これが豪栄道が目指した、オールバックですか?

 

いやぁ、どうしても私には縁起物のお福さん人形のように見えます。

 

豪栄道って、大銀杏のせてた現役時代は、コワモノのようにも見えましたが、髷を落とすとそれまで隠れてた童顔が際立って可愛らしいですよね。

 

今度のヘアスタイルは、トップにボリュームを持たせて黒々とした髪色と童顔の丸いお顔で、福を寄せるお福さん人形のようで縁起も良さそう。

 

コロナ明けのこれからも、大相撲協会はお福さんの力でさらに商売繁盛、間違いなしです。

 

 

 

 

お福さんが見守る終盤戦の土俵は、朝乃山が今場所好調の明生を辛くも突き落としで凌いで、勝ち星を二桁にのせました。

 

幕内復活の今場所、最低目標で10勝と考えていたでしょうから、一先ずほっとしたことでしょう。

 

だがしかし、本来は大関の力士。

 

望みは高く優勝へ。

 

明日は本来の時間帯、後半戦での土俵に戻って、大栄翔との一番です。

 

 

 

昨日あたりから本来の相撲を取り戻してきた霧馬山も、成長目覚ましい平戸海を落ち着いて寄り切り。

 

昨日はゲン担ぎでも担いでいたのか、口の周りは昭和のドロボーのように髭で真っ黒でしたが、今日は剃ってきた模様。

 

髭は剃って、まわしは引いて。

 

霧馬山にはこれが似合います。

 

 

 

そして今日の大一番は若元春に北青鵬。

 

巨人(読売に非ず)相手にどう相撲をとるのか、注目の一番でしたがまさかの土俵際のうっちゃり。

 

うっちゃりは、若元春が時折見せる得意技の一つのようですが、まさかあの巨人相手に決めてみせるとは!

 

巨木をなぎ倒すような、捨て身技。

 

決まった瞬間は大いに沸く、大技で誰にも出来るものではありませんが、大怪我の可能性をはらむ危険な技。

 

あんなに大きな相手には今後はしない方が良さそうです。

 

 

それにしても、若元春にしても宇良にしても背筋の強さとバネ、柔らかさは並みではありません。

 

宇良も土俵際の脅威の粘りはまさに、リアル・マトリックス。

 

二十数年前CGでしか表現できなかったことが、今や生身の人間が再現できるようになりました。

 

人間の進化よ、恐るべし。

 

 

 

 

 

明日は結びに、若元春に照ノ富士。

 

優勝の行方を占う12日目となりそうです。

 

 

 

 

令和五年 五月場所 九日目

 

 

 

本場所中にも地震が起きたり、デヴィ夫人がやって来たり。

 

日々いろんな事が起きています。

 

いつも何かが起きる日常。

 

毎日同じことを恙なく務めてゆくのも、並大抵のことではありません。

 

 

 

 

 

ザワザワ

 

 

 

 

 

 

呼び出し「……。」

 

 

 

 

 

 

呼び出し「弱ったなぁ…。」

 

 

 

 

 

 

呼び出し「…まさかのイヤイヤ期だよ。」

行司「今日は行かないもんッ。」

 

 

 

 

 

伊之助、イヤイヤ期突入。

 

 

 

 

先日引退した栃ノ心。

 

協会には残らない引退力士がこんなに早くゲストに呼ばれることは、異例中の異例。

 

これもそれも、心様の現役時代の偉業を称えてのことなのでしょう。

 

心様、お疲れさまでした。

 

 

思えば栃ノ心を心様と呼ぶようになったのは、母の影響。

 

目覚ましい復活劇の途中の心様のファンになった母が、初めて相撲観戦にいく私に「くれぐれも心様によろしく」と言ったのが発端でした。

 

あの時期の心様は本当にすさまじい強さでした。

 

一生分のアドレナリンをあの時に放出してしまったのではないかというほどに、毎日毎日心様は身体中で燃えていました。

 

もちろん心様に母のよろしくは伝わらずに今日に至りましたが、心様の諦めない姿勢、燃える相撲は今も胸に焼き付いております。

 

多くの苦難を乗り越えて、戦ってきた青い瞳は暖かくて優しい色をしていますね。

 

落ち着いた人柄に深い人間性がにじむ35歳。

 

 

協会には残らない選択をしたらしいですが、心様ならば協会のような小さな社会に縛られるのではなく、もっと大きな世界で活躍できる人物だと感じます。

 

断髪までは部屋に残って大好きな親方からこき使われるようですが、日本とジョージアの垣根を超えて第2に人生はさらに飛躍なさることと思います。

 

 

 

 

 

舞の海「あ…!外人さんだ。」

 

 

 

 

 

 

舞の海「は、ハロー。」

 

 

 

 

 

心様「ハロー。」

舞の海「つ、通じた!」

 

 

 

 

 

出会いがあれば、別れ有り。

 

 

心様、じゃーね。

 

心様、またね。

 

 

 

 

 

 

土俵は横綱が負けて、1敗勢3人、2敗勢4人の展開に。

 

 

横綱に勝った明生は動き勝った横からの攻めは見事。

 

これから関脇勢との土俵が続いて行く横綱ですが、今日のような厳しい相撲が続くことも予想されます。

 

 

 

どうにか崩れる膝をどうにかここまで持ちこたえてさせてきた、大関の貴景勝ですがさすがに錦木を押し切れるほどの余力はなく痛恨の3敗目。

 

横綱と同じようにこれから先、2勝が遠くなっていきはしないかと不安がよぎる後半戦となりました。

 

 

 

霧馬山は調子のいい大栄翔に逆転の突き落としが決まっての7勝2敗。

 

舞の海は土俵際の余裕を感じたようですが、今場所の霧馬山は大関昇進の重圧なのか勝ち負けばかりが先立つような、相撲が目立つのが非常に気なります。

 

負けられない、勝ちたいと思えば思うほどに身体は動かなくなってゆくものです。

 

相手のことばかり考えずにまずは自分の相撲に集中することです。

 

 

 

若元春もやや好不調の波に翻弄されながらも、勝機に地力を発揮して2敗をキープ。

 

日を追うごとに取り組み後の顔つきが神妙さを増しているのが、やや気になりますがこのまま粘って優勝争いに名を連ねてほしいものです。

 

 

そして勝ち越しを決めた8勝1敗の朝乃山。

 

ここら辺では勝って当然の番付ではありますが、朝乃山がいた頃とは周囲の状況は様変わり。

 

明日はこれまた好調の期待の若手、平戸海戦。

 

楽しみな一番が組まれました。

 

 

 

明日で中盤戦も終わり、優勝の行方は番付の枠を超えた様相になってきました。