十三日目 時天空 開眼の足技、止まらぬ9勝目 | 行司のブログ

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平成27年 初場所 十三日目





もう誰も、時天空慶晃を、止めることはできない。


己の中で覚醒した新しい自分を、きっと自分自身も止めることはできないだろう。


自由を求めて大空を飛ぶ鳥のように、時天空は目の前の足を蹴り上げるだろう。


鷹が獲物を狙うごとく、時天空の目は無防備な足を見逃さないだろう。


そしていつか、丸い土俵を飛び出し、もっと大きく広い世界を求め始めるのだろう。





2016リオデジャネイロへ



キック☆







オフ!!!





アンダー21に、年齢オーバー35。






恐れ入りました、後ろ向きのすそ払い。


そして左足からのキレのある蹴り。


効き足ってあるらしいですが、時天空は足は両利き。


言うなれば、足技の水森亜土。


水森亜土に両手で左右の足技を繰り出す時天空を、ガラスに描いてほしいものです。







【これからの日本】

時天空「ヘイ。リカルド!」





時天空「スタンドアップ!」





時天空「アイ アム 英検4級。ベリーマッチ。」






時天空「アー ユー オーケー?」

リカルド「はいはい。」





魁聖にはいつも強気の時天空。


以前はビンタ、今度は脚・・・。


あまりに気の毒な菅野リカルドさん。


日本のこれからの姿を予感させる土俵でした。









【大急ぎ】

時天空「親方~、俺強くなったでしょう?」

親方「うん、強い強い。」





時天空「親方~、俺の足技のどうでした?」

親方「スゲースゲー。」





時天空「親方・・・。」

バタバタバタ。





時天空「・・・・・。」





時天空「みんな・・・俺の話聞いてくれない・・・。」







呼び出し「しょうがないですよ。みんな、トイレだから。」

時天空「トイレ・・・!」







トイレの数は足りるのか?






【また】

呼び出し「私でよければ仕事しながら、時天空さんの話聞きますよ。」

時天空「うん。」





時天空「そんじゃ、お水飲んでから。」

呼び出し「はい、どーぞ。」




時天空「グビグビグビ。」





時天空「トイレ行きたくなった・・・。」

呼び出し「はい、どーぞ。」






急げ!時天空。




9勝4敗。


もしや二桁へのせるか。


そして二桁のせたら技能賞などどうですか?三賞選考委員会様。


これだけベテランが健闘してるのです。


しかも独自のスタイルで、彼にしか出来ない技術を披露しているのです。


三賞は必ずしも選ばないという姿勢もわかりますが、今この瞬間の輝きを称えるのも立派なことです。


是非にぜひとも、今場所の時天空を頭の片隅において下さいますよう言上申し上げます。







【祝33回目優勝】

庄之助「千秋楽の定食は・・・。」

のしのし。







庄之助「とんカツとから揚げのフライ定食か・・・。こりゃ秋治郎さんのリクエストだな・・・。」

のしのしのし。







のしのしのし。

庄之助「ん!ヒグマの足音???」








庄之助「なんだ、横綱か。」





早くも歴史を塗り替えた、69代横綱 白鵬翔。


おめでとうございます!!!


ずば抜けて強い。


この一言に尽きます。


取り直しになっても、集中力が一切切れない姿を見て『白鵬のメンタル』を買ってみようかと思いました。


これからも当分は一人旅が続きそうな横綱ですが、自分自身と戦い続けるのってすごくきついことでしょう。


気の抜けないライバルがいた方が精神的はずっと楽なのだろうと、凡人なりに想像します。


孤高の横綱白鵬。(他に横綱2人いますが)


これから先の新しい歴史は、白鵬の土俵から紡ぎだされます。






って、おい、まだ金曜日だよ。


見終わって明日が、千秋楽かと勘違いしました(笑)



12日目のラジオで52代は、金曜日に優勝が決まったら放送を休場すると言っていました。


しかし、そんなワガママは通用しません。


元横綱だからって、駄々こねても無理です。


面白くても、やらねばならない、それが仕事です。


千秋楽の52代のグダグダっぷりと、時天空の連勝を楽しみに残り二日の相撲を観戦したいと思います。