元々、5月21日の金環食は、ひとりで現地に向かうつもりだったのですが、最近TVなどでも話題が多くなってきたためか、嫁が“私も見たい”と言い出しました。
どうせ見てもらうなら10倍の手持ち双眼鏡より、私が使う予定だった宮内20倍で、腰を据えて見てもらい、より感動してもらいたいので、私はやむなく残ったフジノン15cmで見ることにしました。太陽を見るのに口径15cmもいるのかどうかは疑問ですが…(^^;
ということで、宮内と同じバーダー製のソーラーフィルターを使い、フジノン用のフードキャップを作ってみました。宮内は左右鏡筒フード全体をひと包みにする形で製作しましたが、どうせ作るなら違う形のものを作りたかったので、フジノン用は左右が独立したものにしました。今回は2回目ですので、さすがにシワもほとんどなく、各サイズもジャストサイズに出来上がりました。フィルターの周囲に段差があるのは、双眼鏡本体の左右鏡筒間に隙間がほとんどなく、干渉しないために、その箇所だけ極端に薄く作ってあるからです。
実際はめてみたら、少しきついぐらいのジャストフィットです。見るときは、さらにテープで止めるにしても、もとから外れにくいのは安全性としてはよいかと思います。これで宮内とフジノンの2台体制の準備ができあがりました。本当は当日までに一度フジノンで太陽も見て、宮内と比べて何か口径差による違いがあるのかを調べてみたいのですが、フジノンの場合は機材一式がデカ過ぎて、自宅からは夕日以外は見えないんですよね~(>_<)