[コラム] 君は「戦闘ロボ シャイアード」を知っているか?【箱絵編】 | シャアに恋して ~デスラー総統のロマン航路~

この記事は過去記事の再構成です



皆さん、お元気ですか。



敬意を払ってお迎えすべく、本日は最大限の丁寧言葉でお届けします。


今まで、様々なパチモンプラモデル を紹介してきましたが、そんな常識をぶち破るキットを手に入れました。


今回も安定の青島文化教材社がお届けします。




戦闘ロボ シャイアード。


もちろん、テレビ放映などはありません。

青島の妄想が生み出した異端児です。


この箱の微妙な縦横比率が、中に潜む禍々しい本体を象徴しているようで、震えが襲ってきます。


あのアトランジャー と色使いが似ているのが気になります。というか、トライダーG7をどちらもパクっているので、似ているとは決して言いません。


ところで、この真っ赤な背景はどこでなのでしょう。忍者のように逆手に小刀を振るうさまが、姑息に見えて微笑ましくなってきます。


しかし、最も気になるところ。




20点セット。



ショートピースの箱を横に4つ並べたような箱に、どれだけの夢が詰まっているのでしょう。


すごいぞ!シャイアード!

がんばれ!シャイアード!



さて、次は裏側を見てみましょう。





「小さな小さなプラモデル」。



この卑屈なコメントが青島らしく、さらに箱を開けた後の惨劇を想像させますね。


それでは、一つずつ見ていきましょう。





「無敵シャイアード」。



突然の「無敵」宣言。


いきなり大きく出ました。


22世紀の未来から、20世紀の地球を侵略しようとするムゲン帝国。その野望に立ち向かう、巨大メカロボット。


20世紀というと現代よりも前。なんと1900年代に、すでにシャイアードは生まれていたのです。


主役なのに5体入り?分身の術でも使うのでしょうか。



さて、この高性能最新鋭巨大メカロボットという、無駄に長い肩書を持つ主人公を支える脇役。




重戦車レオパード。


シャイアード戦隊戦車大隊の主力。超高速回転ドリルを装備しているらしいです。


「はめこみます」


さらっとここに組み立て方を書くあたり、恐ろしい予感が頭をよぎりますが、とりあえずおいておきましょう。


この巨大メカを、その小さな後輪で押せるのでしょうか。田んぼにはまってもがいている姿を想像し、笑みが漏れてきます。



次は。




(左)戦闘ロボ・モラード

(右)輸送艇グレートワゴン。


モラード。

シャイアードに協力してムゲン帝国の野望を打ち砕く巨大ロボット。両肩のドリルが敵ロボットを破壊する!


ドリルが作動する近距離に行くまで、ビーム砲でズタボロになりそうです。


さらにドリルで破壊するうちに、自らの頭もつぶれそうな気がして、涙が出てきます。嗚呼!悲劇の戦闘ロボ!


グレートワゴンは、まあいいでしょう。



さて、視線をおろしていきます。


そこに、気になる言葉が





かんたんくみたて(もぎとるだけです)。


もう、中が想像できてきました。何も言うことありません!


さて、箱を開けるのは次回!


いでよ!シャイアード!

飛び出せ!シャイアード!




つづく







(過去のパチモノ記事 )