[名言]キシリア・ザビ「意外と兄上も…」 ~20代で、ずいぶん肝が座ってら~ | シャアに恋して ~デスラー総統のロマン航路~
※この記事は過去記事の再構成です


シャアに恋して ~ガンダムマニア~

「意外と兄上も甘いようで」
キシリア・ザビ


デギン・ザビ公王が、ソーラ・レイによって宇宙の塵となった。その発射の指示をしたのは、その長男であるギレン


キシリア は兄を問い詰める。それに対し、兄は否定をせず、あろうことか父の政治手腕を否定する。


キシリアは父への思い、兄への怒りから引き金を引いた。




このシーン。数多くあるガンダムの凄惨なシーンの中でも1、2を争うトラウマ度であろう。少年たちは、そのおそろしい一撃に、震え上がったものだ。


しかしその矛盾に、少年たちはすぐに気がつく。

父殺しを否定した本人が、兄殺し。


なんとも、戦争や政治は皮肉なものである。目の前の事象に、本質が見えなくなるのだ。



そして、もう一つ、私が気になること。それは、この台詞を言うキシリア・ザビ。




シャアに恋して ~ガンダムマニア~

目が、けっこうかわいい。


この瞳を見ると、やっぱ20代かな、と思ってしまう。髪型は六十代だが。