白い方のパピコ
1秒先の彼
(2023年/日本/119分)
監督:山下敦弘
【ストーリー】
郵便局の窓口で働くハジメは、何をするにも人よりワンテンポ早い。ある日、彼は路上ミュージシャンの桜子に出会い、彼女のまっすぐな歌声にひかれて恋に落ちる。必死のアプローチの末にどうにか花火大会デートの約束を取りつけたものの、目覚めるとなぜか翌日になっていた。やがてハジメは、郵便局に毎日やって来るワンテンポ遅いレイカが“消えた1日”の鍵を握っていることを知る。(映画.comさんより)
【かんそう】
先日感想を書いた『まともじゃないのは君も一緒』に清原果耶さんが出ていたので、今回も彼女が出ていたコメディーの感想を。
オリジナルは台湾映画『1秒先の彼女』で、日本版は男女のキャラを逆にした物語です
監督は山下敦弘さん、脚本が宮藤官九郎さん…と、くれば期待しないはずはなく、ハードルも高くなってしまいましたが、そのハードルもぴょぉぉぉいと越えてくれるほどにおもしろかったです!!
まずメインの二人のキャスティングが最高でした。
見た目100点!性格0点!!なんて男性を演じさせたら岡田将生さんの横に出る人はいないのではないでしょうか?!
清原果耶さんも、今回はかなり抑え目の落ち着いた演技でしたが、ハジメとの対照的な性格が際立って見えてきてよかったですわー
そして舞台が「京都」というのもよかった~!!
京都って、今でも、神秘的で妖しくて、不思議な事が起こりそうな都市のイメージがあります。
そんな京都を舞台にしているのもピッタリだなぁ、と思いました。
物語の内容は、台湾オリジナル版を観ているので大体の流れはわかっているのですが、日本版の方が「なぜ1日がなくなってしまったのか」という理由がわかりやすかったかな。
長曾我部麗華て…そりゃ画数多いわな
とてもかわいらしく、そして笑えるほっこりムービーでした
くうこのおまけ
・台湾版での重要フードは「豆花」でしたが、日本は「白いパピコ」でした!
・笑福亭笑瓶さんが出演されていましたねー
・台湾版の私書箱の番号は「038」日本版は「16」…オリジナルと番号を変えていますが、16に何か意味があるのかな?
うりぼう4つ:
※画像はお借りいたしました。
2023.8鑑賞
ありがとうございました